抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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デシカントロータと顕熱交換ロータから成る2ロータデシカント空調機の給気側流路を等分割し,外気と混合することなく2段階で除湿を行うプロセスを開発した。夏季の高温高湿度外気からの除湿を想定し,考え得る4流路構成の除湿性能と除湿過程での空気状態変化を実験で調べた。実験結果と考察として,除湿性能,プロセス内の空気状態変化,及び冷却効果と成績係数を説明した。1)本開発プロセスは除湿量が従来プロセスより約30%向上した,2)除湿量を最大とするにはデシカントロータと空気流が擬似的に対向接触するよう,外気はまず除湿ゾーン後半部へ導入する,3)給気温度を下げるため,2回目冷却は顕熱ロータ前半部で行うことが望ましい,などの4知見を得た。