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J-GLOBAL ID：201002233858477970   整理番号：10A0207874

SMART-1のHall効果スラスタプラズマプルームの数値的再構築

Numerical Rebuilding of SMART-1 Hall Effect Thruster Plasma Plume

著者 (4件)： PASSARO A. (Alta SpA, Pisa, ITA) ,  VICINI A. (Alta SpA, Pisa, ITA) ,  NANIA F. (Alta SpA, Pisa, ITA) ,  BIAGIONI L. (Alta SpA, Pisa, ITA)
資料名： Journal of Propulsion and Power  (Journal of Propulsion and Power)
巻： 26  号： 1  ページ： 149-158  発行年： 2010年01月 
JST資料番号： C0207B  ISSN： 1533-3876  CODEN： JPPOEL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： SMART-1飛行データによって実際の飛行条件におけるプルーム予測コードの妥当性評価を行う機会を得た。本論文は,地上試験で検証されている,PICPlusと呼ばれるPIC法コードを使ったSMART-1プラズマプルームの数値シミュレーションで得た結果を示した。この研究によってコードモデルおよびアルゴリズムの完全飛行中検証に向けた最初の重要な段階と見なすことが出来る。先ず,物理モデル,Alta社および文献による実験データのシミュレーション結果について説明し,最後にSMART-1ミッションへのコード適用結果を,RPA(Reatarding Potential Analyzer)測定のシミュレーション,宇宙飛行体浮動電位および衛星(特に太陽アレイ)とプラズマ場の干渉を中心に述べた。その結果,電気推進システムと宇宙飛行体との間の危険な干渉の可能性は非常に限定的であったが,軌道上における電気推進の使用に基づく多くの複雑な現象が生じることを示した。例えばプルームと太陽アレイ方向との相互作用によって宇宙飛行体浮動電位が複雑なパターンを示した。従って,完全な三次元シミュレーションを行うには,実際の形状でこの種の現象を正確にモデル化することが必要である。

シソーラス用語： *静電エンジン ,  帯電 ,  *宇宙飛行体 ,  *プラズマ流 ,  アレイ ,  電位 ,  *シミュレータプログラム ,  プログラムパッケージ ,  シミュレーション ,  飛行データ
準シソーラス用語： *Hallスラスタ ,  *PIC法 ,  イオン分布 ,  数値シミュレーション ,  太陽電池アレイ

分類 (2件)： ロケットエンジン  (PB02050J) ,  飛しょう体の設計・構造  (QK04010H)

タイトルに関連する用語 (4件)： SMART ,  Hall効果 ,  数値 ,  再構築