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J-GLOBAL ID：201002233863616503   整理番号：10A1054450

摩擦圧接を用いた2017アルミニウム合金スタッド継手の強度

Strength of 2017 aluminum alloy stud joints by friction welding

著者 (5件)： 森川勝吉 (大阪産業大学短大) ,  川井五作 (大阪産大 工) ,  越智秀 (大阪工大 インキュベーション・ラボ) ,  山本義秋 (摂南大 理工) ,  菅泰雄 (慶応大 理工)
資料名： 軽金属溶接  (Journal of Light Metal Welding)
巻： 48  号： 10  ページ： 390-395  発行年： 2010年10月16日 
JST資料番号： G0417A  ISSN： 0368-5306  CODEN： KEIKA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 摩擦圧接法を用いて2017Al合金のスタッド継手を作製し,継手の接合界面近傍組織と継手強度を調べた。供試材はスタッド材(丸棒材)及び平板材であり,丸棒材を一定の回転数で保持し,平板材に一定摩擦圧力で一定時間押付けて溶接した。溶接条件を変えて作製したスタッド継手の引張強さ及び硬さ分布を測定し,打撃曲げ試験及び回転曲げ疲れ試験を行った。丸棒材と平板材の間には撹拌層が形成され,接合界面近傍の熱影響部は軟化したが撹拌層は母材とほぼ同じ硬さであった。最大引張強さは275MPaであり,丸棒母材に対する継手効率は63.1%であった。引張強さの大きい試験片ほど疲れ強さが大きい傾向を示した。比較のために作製したアークスタッド溶接継手の引張強さは約80MPaであり,溶接部で破断した。

シソーラス用語： *摩擦溶接 ,  *アルミニウム合金 ,  *スタッド溶接 ,  界面 ,  溶接条件 ,  金属丸棒 ,  引張強さ ,  硬度 ,  溶接熱影響部 ,  疲れ強さ ,  溶接継手 ,  継手強度 ,  継手効率 ,  A2017 ,  条件 ,  機械的性質 ,  強度
準シソーラス用語： JISA2017 ,  硬さ分布

分類 (1件)： 溶接技術  (WC07030G)

引用文献 (9件)：

• 溶接学会編; 第2版溶接・接合便覧, 丸善, pp. 302-305(2003).
• 新版接合技術総覧編集委員会; 新版接合技術総覧, 産業技術サービスセンター, pp. 211-220(1994).
• 摩擦圧接協会編; 摩擦接合技術, 日刊工業新聞社, pp. 11-12(2006).
• 摩擦圧接協会編; 摩擦接合技術, 日刊工業新聞社, pp. 94-96(2006).
• AWS; Welding Handbook, 6th ed. Sec.3A, American Welding Soc., Chapter 50(1970).

タイトルに関連する用語 (4件)： 摩擦圧接 ,  アルミニウム合金 ,  スタッド ,  継手