CO被覆Ru(0001)面上での水素の解離吸着の動力学特性  理論計算と実験結果の比較

GROOT Irene M.N.; GROOT Irene M.N.; JUANES-MARCOS Juan Carlos; DIAZ Cristina; DIAZ Cristina; SOMERS Mark F.; OLSEN Roar A.; OLSEN Roar A.; KROES Geert-Jan

文献

J-GLOBAL ID：201002233934419607 整理番号：10A0278485

CO被覆Ru(0001)面上での水素の解離吸着の動力学特性理論計算と実験結果の比較

Dynamics of dissociative adsorption of hydrogen on a CO-precovered Ru(0001) surface: a comparison of theoretical and experimental results

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資料名：
巻： 12 号： 6 ページ： 1331-1340 発行年： 2010年02月14日
JST資料番号： A0271C ISSN： 1463-9076 CODEN： PPCPFQ 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：イギリス (GBR) 言語：英語 (EN)

気相/固相表面反応のモデルとしてのH₂のRu(0001)表面での解離吸着について,COで予め被覆した金属表面に着目し,理論計算(分子動力学法(準古典トラジェクトリー計算),量子化学的な時間依存性波束計算法,電子構造の密度汎関数法)及び実験結果との比較により検討した。H₂+CO/Ru(0001)系のポテンシャルエネルギー面(PES)の計算などによれば,CO吸着が1/3単分子層の場合,実験での超音速H₂(及びD₂)分子ビームの衝突エネルギー分布と回転振動状態分布のいずれもがH₂の解離吸着に影響を及ぼし(衝突エネルギーと回転振動励起状態がともに回転振動基底状態よりも反応を活性化),特に前者の要因の影響が大きい。この計算結果は既報の分子ビームを用いた実験結果(ChemPhysChem.,vol.9,p.2372(2008))と一致せず,PESの計算での汎関数とCOの分子運動の無視によるものと判断した。

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不均一系触媒反応

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CO被覆Ru(0001)面上での水素の解離吸着の動力学特性 理論計算と実験結果の比較

CO被覆Ru(0001)面上での水素の解離吸着の動力学特性理論計算と実験結果の比較