文献

J-GLOBAL ID：201002234166737870   整理番号：10A0422219

二重レーザ放射,端面発光量子ドットレーザの温度依存する特性とスペクトルホールバーニング

Thermally dependent characteristics and spectral hole burning of the double-lasing, edge-emitting quantum-dot laser

著者 (3件)： KIM Y. J. (G.W. Woodruff School of Mechanical Engineering, Georgia Inst. of Technol., Atlanta, Georgia 30332, USA) ,  JOSHI Y. K. (G.W. Woodruff School of Mechanical Engineering, Georgia Inst. of Technol., Atlanta, Georgia 30332, USA) ,  FEDOROV A. G. (G.W. Woodruff School of Mechanical Engineering, Georgia Inst. of Technol., Atlanta, Georgia 30332, USA)
資料名： Journal of Applied Physics  (Journal of Applied Physics)
巻： 107  号： 7  ページ： 073104  発行年： 2010年04月01日 
JST資料番号： C0266A  ISSN： 0021-8979  CODEN： JAPIAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 電子/正孔レート方程式と熱分析を結合して,二重レーザ放射,端面発光量子ドットレーザの温度誘起挙動を調べた。レーザの自己加熱に起因した基板温度の上昇は基底状態スロープ効率,ロールオーバーを徐々に連続して劣化させ,最終的に基底状態発光を完全に失わせる。観測した早期の励起状態スペクトルホールバーニングは,種々の基底状態誘導放出により誘起された励起状態から基底状態へのキャリア漏れに起因した。高温ではキャリア輸送/コミュニケーションの増大は準熱平衡に近い電子/正孔占有確率をもたらした(即ち,熱平衡)。自己加熱は電子の基底状態スペクトルホールバーニングを回復させ,これは熱平衡で説明できることをスペクトル解析から示した。均一な広がりは異なる量子ドット中の全てのキャリアを同じモードで関与させることにより,不均一に広がった全ての量子ドットを光学的に同期させ,従って量子ドットレーザの性能が熱により敏感になる。熱誘起発光とスペクトルホールバーニングの強い結合を実証した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *ホールバーニング ,  *半導体レーザ ,  温度依存性 ,  面発光レーザ ,  基板温度 ,  効率 ,  励起状態 ,  基底状態 ,  スペクトル解析 ,  量子ドット ,  キャリア ,  レート方程式 ,  *量子ドットレーザ
準シソーラス用語： スロープ効率

分類 (1件)： 半導体レーザ  (BD04070L)

タイトルに関連する用語 (5件)： レーザ放射 ,  量子ドットレーザ ,  温度依存 ,  スペクトル ,  ホールバーニング