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J-GLOBAL ID：201002234208474492   整理番号：10A0684913

(GTI-tcbiomass)熱併給火力発電を伴ったBTO-プロセス(バイオマスから油)のライフサイクルアセスメント

(GTI-tcbiomass) Life-Cycle Assessment of the BTO-Process (Biomass-to-Oil) with Combined Heat and Power Generation

著者 (5件)： FAIX Axel (Albert-Ludwigs-Univ., Freiburg im Breisgau, DEU) ,  SCHWEINLE Joerg (Johann Heinrich von Thuenen-Inst.(vTI), Hamburg, DEU) ,  SCHOELL Stefan (PYTEC Thermochemische Anlagen GmbH, Lueneburg, DEU) ,  BECKER Gero (Albert-Ludwigs-Univ., Freiburg im Breisgau, DEU) ,  MEIER Dietrich (Johann Heinrich von Thuenen-Inst.(vTI), Hamburg, DEU)
資料名： Environmental Progress & Sustainable Energy  (Environmental Progress & Sustainable Energy)
巻： 29  号： 2  ページ： 193-202  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： E0814B  ISSN： 1944-7442  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 約25年前から,リグノセルロースバイオマスの急速熱分解は他の熱的転換プロセス(燃焼とガス化等)に勝る経済利点があり,関心が寄せられている。そこで,林業廃棄物の木材チップ高速熱分解によるバイオマスから油(BTO)プロセスのライフサイクルアセスメント研究を行った。対象システムは各6tpdの処理量を有する8熱分解器で構成されていた。バイオ油を各々315kWhelの能力を有する8台の改質ディーゼル油エンジンで燃焼させた。その結果を,石油ディーゼル油給油熱併給火力発電機(CHP)と1キロワット時発電時で比較した。比較結果は,広域温暖化能力(GWP₁₀₀:-87.7%),富栄養化能力(EP:+23.2%),酸性化能力(AP:-44.6%),光化学オゾン生成能力(POCP:-63.6%)とオゾン層破壊能力(ODP:-92.4%)で有意差を示し,BTO-CHPシステムはEP値を除く全環境影響分類で環境影響値が低かった。

シソーラス用語： 社会問題 ,  環境保全 ,  再生エネルギー ,  *木材チップ ,  *熱分解 ,  生物エネルギー ,  発電所 ,  コジェネレーション ,  *ライフサイクルアセスメント ,  リグノセルロース ,  バイオマス ,  液体燃料 ,  生物燃料 ,  木質材料 ,  林業 ,  廃材 ,  環境アセスメント ,  環境影響 ,  資源再生 ,  木質バイオマス
準シソーラス用語： バイオマス液化燃料 ,  環境問題 ,  *熱併給発電所

分類 (3件)： 木材化学  (FF05040V) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  環境問題  (SA01020V)

タイトルに関連する用語 (5件)： 火力発電 ,  プロセス ,  バイオマス ,  油 ,  ライフサイクルアセスメント