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J-GLOBAL ID：201002234392848472   整理番号：10A0358095

原子間力顕微鏡観察及びボルタンメトリックキャラクタリゼーションを用いる生体ポリアミン類のパラジウム錯体とDNAの相互作用

DNA Interaction with Palladium Chelates of Biogenic Polyamines Using Atomic Force Microscopy and Voltammetric Characterization

著者 (6件)： CORDUNEANU O. (Universidade de Coimbra, PRT) ,  CHIORCEA-PAQUIM A.-M. (Universidade de Coimbra, PRT) ,  DICULESCU V. (Universidade de Coimbra, PRT) ,  FIUZA S. M. (Universidade de Coimbra, PRT) ,  MARQUES M. P. M. (Universidade de Coimbra, PRT) ,  OLIVEIRA-BRETT A. M. (Universidade de Coimbra, PRT)
資料名： Analytical Chemistry  (Analytical Chemistry)
巻： 82  号： 4  ページ： 1245-1252  発行年： 2010年02月15日 
JST資料番号： A0395A  ISSN： 0003-2700  CODEN： ANCHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 原子間力顕微鏡観察,ボルタンメトリー及びゲル電気泳動法によって,生体ポリアミンのスペルミジン及びスペルミンの多核パラジウム(II)錯体と二本鎖DNAの相互作用を調べた。パラジウム(II)-スペルミジン及びパラジウム(II)-スペルミンの相互作用に伴って高配向性熱分解グラファイト電極表面におけるネットワークの再組織化,及びデオキシグアノシン及びデオキシアデノシンの酸化ピークの減少が観測された。低濃度ポリアミンにおいてスペルミジン及びスペルミンとDNAの相互作用が進行し,パラジウム(II)-スペルミジン及びパラジウム(II)-スペルミン錯体は配位子に比べて二本鎖DNAに大きな配座転移を誘起させた。相互作用は特異的であり,グアニン塩基の放出に伴うB-DNA構造のゆがみ及び局部的な変性を誘発した。

シソーラス用語： *パラジウム錯体 ,  *DNA【核酸】 ,  *分子間相互作用 ,  生体ポリアミン ,  顕微鏡観察 ,  ボルタンメトリー ,  ゲル電気泳動 ,  原子間力顕微鏡 ,  高配向性熱分解グラファイト ,  炭素電極 ,  ネットワーク構造 ,  アノード酸化 ,  電流発生 ,  配座転移 ,  脂肪族アミン ,  ジアミン ,  第一アミン ,  第二アミン ,  デオキシリボヌクレオシド ,  プリンヌクレオシド
準シソーラス用語： *二本鎖DNA

分類 (3件)： 白金族元素の錯体  (CE01100E) ,  核酸一般  (EB04010U) ,  分子間相互作用  (BH07020P)

物質索引 (4件)： スペルミジン ,  スペルミン ,  デオキシアデノシン ,  デオキシグアノシン

タイトルに関連する用語 (5件)： 原子間力顕微鏡観察 ,  生体ポリアミン ,  パラジウム錯体 ,  DNA ,  相互作用