抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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金属のアーク溶接に際して溶融した金属の蒸気であるヒュームは直径が数nmから数百nmの超微粒子であり,その後の二次粒子とともに作業環境における健康被害の原因となる。ヒューム中のナノ粒子の化学形態については未解明であり,ここでは放射光を用いたナノ粒子の化学形態の観察を行った。その結果,軟鋼溶接時に発生するヒュームに多数のナノ粒子の存在が確認され,FeとMn成分の存在比などが明らかになった。しかし,化学形態において毒性がいわれているMnO
2粒子は検出されなかった。