文献
J-GLOBAL ID:201002234444863815   整理番号:10A0996578

屋外で育ったSalvinia minima内でのクロムの蓄積の生理学面および生物化学面の季節的変動

Seasonal variability of physiological and biochemical aspects of chromium accumulation in outdoor-grown Salvinia minima
著者 (5件):
資料名:
巻: 81  号:ページ: 584-593  発行年: 2010年10月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
さまざまな濃度のCr(VI)に曝された水生シダであるSalvinia minimaの生理学的パラメータと生物化学的パラメータの季節的変動を調べた。浮葉および沈水葉の成長率,光合成色素,水溶性炭水化物,蔗糖関連酵素,脂質の過酸化,フェノール類,およびクロムの蓄積の分析をした。クロム含有率は冬には夏よりも低く,金属の取込みにおいて活発な代謝現象が起きたことを示していた。葉の数と金属の濃縮係数は冬よりも夏に大きかった。相対的成長速度(Rn)は,夏よりも冬に成長がCrによって影響を受けることを示していた。生物化学的パラメータはCrが多くなる条件において,大きな季節的変動を示した。ヘキソース,澱粉,マロンジアルデヒドおよびフェノールの含有率は冬に最大であったが,Rnおよび蛋白質の値は(冬に)最も小さかった。蔗糖の含有率は夏の浮葉中がもっとも高かった。大きな季節的変動が蔗糖関連酵素に見られ,冬にもっとも高活性が起きて,リポキシゲナーゼは夏よりも冬に非常に高くて,脂質の過酸化が強いことを示していた。これらの結果は,Salvinia内で,Crによって蔗糖関連酵素とリポキシゲナーゼの両方の活性が変えられることによって,炭化水素の代謝および酸化ストレスの季節的な乱れが引き起こされることを示す。生理学的パラメータと生物学的パラメータの変動し易さは,Crの蓄積およびCr耐性に関して,屋外条件では,S.minima内には,夏期と冬期とで異なる機構があることを示していると思われる。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
下水,廃水の生物学的処理  ,  重金属とその化合物一般  ,  植物に対する影響 

前のページに戻る