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J-GLOBAL ID：201002234447253910   整理番号：10A0852465

リチウムイオン電池用の新規電極材料としてのコバルトとスズのしゅう酸塩とPAN混合物

Cobalt and tin oxalates and PAN mixture as a new electrode material for lithium ion batteries

著者 (3件)： NACIMIENTO Francisco (Laboratorio de Quimica Inorganica, Universidad de Cordoba, Edificio C3, Campus de Rabanales, 14071 Cordoba, ESP) ,  ALCANTARA Ricardo (Laboratorio de Quimica Inorganica, Universidad de Cordoba, Edificio C3, Campus de Rabanales, 14071 Cordoba, ESP) ,  TIRADO Jose L. (Laboratorio de Quimica Inorganica, Universidad de Cordoba, Edificio C3, Campus de Rabanales, 14071 Cordoba, ESP)
資料名： Journal of Electroanalytical Chemistry  (Journal of Electroanalytical Chemistry)
巻： 642  号： 2  ページ： 143-149  発行年： 2010年04月15日 
JST資料番号： D0037A  ISSN： 1572-6657  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： しゅう酸コバルト,しゅう酸スズ,及び分散性ポリアクリロニトリル(PAN)分子の混合物をリチウムイオン電池用の新規電極活性材料として利用した。電極は,潜在的制限が2.0V以下の場合,良好な容量保持を示す。リチウムとの反応の機構をXRD,¹¹⁹Snメスバウアー分光法を利用して調べた。反応の開始の際,電極材料は,非可逆的にアモルファスになり,しゅう酸スズが分解し,Sn(IV)が検出される。その後,金属イオンが還元され,アモルファスのスズ-コバルト相が形成される。最後に,以前は未知であったLi-Co-Sn相が可逆的に0.0Vで形成される。しゅう酸基とPANは,電気化学的に不活性なマトリックスを形成する。このマトリックスのために,循環の際のアモルファス粒子の結晶粒子への凝集が避けられる。2.0V近辺の電位でのリチウムの抽出は,スズ-酸素相互作用をもたらし,この特性がマトリックスを妨げ,容量低下をもたらす。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： リチウム電池 ,  *ポリアクリロニトリル ,  *カルボン酸エステル ,  *カルボン酸塩 ,  *ジカルボン酸 ,  *脂肪族カルボン酸 ,  *スズ化合物 ,  電極材料 ,  電気化学反応 ,  FTIR分光法 ,  X線回折 ,  結晶構造 ,  電流電圧特性 ,  充放電サイクル ,  電気特性 ,  容量電圧特性 ,  エネルギー分散X線分光分析 ,  走査電子顕微鏡 ,  Moessbauerスペクトル
準シソーラス用語： *しゅう酸塩 ,  充放電特性 ,  電極反応

分類 (4件)： 電気化学反応  (CB07050F) ,  アクリル樹脂  (YH07110K) ,  有機遷移金属化合物一般  (CF09051W) ,  二次電池  (YB04030K)

物質索引 (1件)： しゅう酸コバルト(II)

タイトルに関連する用語 (7件)： リチウムイオン電池 ,  電極材料 ,  コバルト ,  スズ ,  しゅう酸塩 ,  PAN ,  混合物