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J-GLOBAL ID:201002234468538915   整理番号:10A1251913

Bambusa oldhamiiのフェニルアラニンアンモニアリアーゼのクローニング,発現,部位特異的変異誘発と免疫局在決定

Cloning, expression, site-directed mutagenesis and immunolocalization of phenylalanine ammonia-lyase in Bambusa oldhamii
著者 (6件):
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巻: 71  号: 17-18  ページ: 1999-2009  発行年: 2010年12月 
JST資料番号: D0116B  ISSN: 0031-9422  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Bambusa oldhamii殻から,アオタケのフェニルアラニンアンモニアリアーゼ(PAL,EC 4.3.1.5)を分離して,クローニングした。タケ殻PALのL-Pheに対するKmは476μMで,天然PALの推定分子量は275kDa,サブユニット分子質量は約76kDaであった。これは,タケPALが四量体として存在することを示した。PAL活性の最適温度は50°Cで,最適pHは9.0であった。精製タケ殻PALの同一性を,Q-TOFタンデムMS/MS de novoシークエンシングを用いて確認した。BoPAL1~BoPAL4と呼称した4種のPAL遺伝子を,B.oldhamiiからクローニングした。BoPAL3とBoPAL4のオープンリーディングフレームは2142と2109bpサイズであった。BoPAL2~4は,1つのイントロンと2つのエクソンを含有していたが,BoPAL1ではイントロンが見られなかった。大腸菌に発現させたBoPAL4は,PALとチロシンアンモニアリアーゼ,両活性を有していた。組換野生型PAL蛋白質は天然タケ殻PALと同じ生化学特性を持っていたが,BoPAL1 F133HとBoPAL2 F134Hの部位特異的変異誘発は,共にL-Pheに対するkcat/Km値の減少を示した。さらに,BoPAL2 F134HはL-Tyrに対するkcat/Km値の微増を示した。これらのデータは,他の残基がPhe/Tyr基質特異性を主に調節していることを示唆した。組織化学研究のために,精製殻PALに対して上昇する抗体を生成した。タケ殻と枝シュートにおいて,PALは主に厚膜細胞に局在していた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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酵素一般  ,  酵素生理 

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