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J-GLOBAL ID:201002234507588763   整理番号:10A0951200

異なる酵素親和性を持つ2つのα型ホスホリパーゼA2阻害蛋白質から形成されたヘテロ三量体の阻害活性及び三量体形成におけるサブユニット間静電相互作用の重要性

Inhibitory activities of the heterotrimers formed from two α-type phospholipase A2 inhibitory proteins with different enzyme affinities and importance of the intersubunit electrostatic interaction in trimer formation
著者 (7件):
資料名:
巻: 1804  号: 11  ページ: 2121-2127  発行年: 2010年11月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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毒蛇Gloydius brevicaudusの血清から単離したα型ホスホリパーゼA2阻害蛋白質(PLIα)のGbPLIαは,C型レクチン様ドメインを持つサブユニットのホモ三量体である。非毒蛇Elaphe quadrivirgataの血清蛋白質EqPLIα-LPはGbPLIαに相同するが,それはPLA2に対していかなる阻害活性を示さない。GbPLIα及びEqPLIα-LPの変性処理単量体型の混合を用いて,これらの三量体を再構成した時,GbPLIα及びEqPLIα-LPサブユニットから成る顕著な量のヘテロ三量体を形成しなかった。一方,GbPLIαの変性処理単量体型及び残基13-36をGbPLIαのそれに置換した組換キメラEqPLIα-LPのEq13Gb37Eqの混合を用いて,これらの三量体を再構成した時,顕著な量のこれらのヘテロ三量体を認めた。さらに,EqPLIα-LPの変性処理単量体型及び残基13-36をEqPLIα-LPのそれに置換した組換キメラGbPLIαのGb13Eq37Gbを用いて,顕著な量のこれらのヘテロ三量体を認めた。ヘテロ三量体亜種の個別阻害活性の比較により,三量体の阻害活性は最も高い活性を持つ1つのサブユニットにより支配され,これらのサブユニット数により影響されないことを示唆した。GbPLIαのGlu23とLys28の間の分子間静電相互作用は,三量体構造の安定化に重要であることを示唆した。静電相互作用の重要性は単独アミノ酸置換を持つ変異体GbPLIαのGbPLIα(K28E)のホモ三量体構造の低安定性により支持された。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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動物起原の毒性  ,  酵素一般 
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