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J-GLOBAL ID：201002234526407907   整理番号：10A1546160

高スループット単一細胞分析のための二次元配列ポリスチレンマイクロスフェアに基くマイクロウェルアレイの作製

Fabrication of Microwell Arrays Based on Two-Dimensional Ordered Polystyrene Microspheres for High-Throughput Single-Cell Analysis

著者 (5件)： LIU Chuansen (Tsinghua Univ., Beijing, CHN) ,  LIU Jiangjiang (Tsinghua Univ., Beijing, CHN) ,  GAO Dan (Tsinghua Univ., Beijing, CHN) ,  DING Mingyu (Tsinghua Univ., Beijing, CHN) ,  LIN Jin-Ming (Tsinghua Univ., Beijing, CHN)
資料名： Analytical Chemistry  (Analytical Chemistry)
巻： 82  号： 22  ページ： 9418-9424  発行年： 2010年11月15日 
JST資料番号： A0395A  ISSN： 0003-2700  CODEN： ANCHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 単一細胞を分析するためのマイクロウェルアレイの迅速な製作法を提案した。親水性処理したガラス基板上にポリスチレンマイクロスフェア(10~20μm)を懸濁液から自己集合させて二次元最密充填により規則的に配列させたのち,240°Cに加熱溶融してマイクロスフェアが半球状でガラス基板に整列したマスターを得た。その上に,ポリジメチルシロキサン(PDMS)プレポリマーを流し込み硬化させた後,剥がすことによりマイクロウェルのPDMS製レプリカを得た。SEMにより,ポリスチレンスフェアの配列,PDMSレプリカのナノウェル形状を観察した。本マイクロアレイを用いて,カルセインA酵素基質存在での単一HeLa細胞のインキュベートを行い,蛍光測定による酵素反応速度解析が可能であった。生物分析用のマイクロフルイディックデバイスの製作には通常,ソフトリソグラフィーが用いられているが,本製作法は簡単で低コストの利点を有している。

シソーラス用語： *細胞 ,  ポリスチレン ,  ミクロスフェア ,  *センサアレイ ,  ポリジメチルシロキサン ,  *実験用器具 ,  基板 ,  レプリカ法 ,  自己組織化 ,  蛍光測定 ,  酵素反応速度論
準シソーラス用語： ガラス基板 ,  *マイクロウェル ,  *単一細胞

分類 (2件)： 微生物・ウイルス学研究法一般  (EG02010V) ,  生物科学研究法一般  (EA03010K)

物質索引 (1件)： カルセインAM

タイトルに関連する用語 (5件)： 高スループット ,  単一細胞 ,  分析 ,  二次元配列 ,  作製