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J-GLOBAL ID：201002234528703007   整理番号：10A1123935

回転翼機構造応用における次世代グラフェンナノ複合材料

Next Generation Graphene Nanocomposites for Rotorcraft Structural Applications

著者 (1件)： RAFIEE Mohammad A. (Rensselaer Polytechnic Inst., NY, USA)
資料名： Proceedings. Annual Forum of the American Helicopter Society  (Proceedings. Annual Forum of the American Helicopter Society)
巻： 66th Vol.3  ページ： 1865-1875  発行年： 2010年 
JST資料番号： D0683A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 厚さ原子1個分の,SP2混成炭素原子二次元シートのグラフェンの大量生産技術について述べた。次にそのシートを熱可塑性エポキシポリマに均一に分散させる方法を示した。このグラフェン/エポキシ混合について,引っ張り強さ,Young率,破壊靱性,疲れ亀裂伝搬抵抗のような種々の機械的性質を特性化した。エポキシ樹脂に浸潤されたグラフェン網を持つガラス繊維/エポキシ樹脂の疲れ特性を示した。サンプル上で種々のグレフェン添加剤の負荷部分で,動的三点曲げ試験を行い,古典的応力対破壊繰り返し数曲線を作成した。エポキシ樹脂内で,重量で僅か約0.2%グラフェンによって複合材料の疲れ寿命が約1000倍となることが判った。一軸引張りモード(圧縮荷重無し)では,疲れ寿命の向上は3~5倍の増加にとどまった。疲労寿命の画期的な向上はグラフェンのインターレース網がガラス繊維/エポキシインタフェイスを強化し,圧縮荷重下で,ガラス極細繊維の剥離と座屈を防ぐことができた。疲労寿命の画期的向上で種々の回転翼機構造コンポーネントで信頼性と安全性および大きな重量/コストの節約が出来ることを示した。

シソーラス用語： *ナノ複合材料 ,  *疲れ寿命 ,  *グラファイト ,  *Young率 ,  *引張強さ ,  *破壊靱性 ,  熱硬化性プラスチック ,  分子ハイブリダイゼーション ,  浸潤 ,  紡績過程 ,  *ガラス繊維 ,  *エポキシ樹脂 ,  応力 ,  極細繊維 ,  *回転翼機 ,  *グラフェン
準シソーラス用語： インターレース ,  ハイブリダイゼーション ,  熱硬化性樹脂

分類 (2件)： 飛しょう体の材料・製造  (QK04020S) ,  宇宙飛行体材料,航空機材料  (YH06070I)

タイトルに関連する用語 (5件)： 回転翼機 ,  応用 ,  次世代 ,  グラフェン ,  ナノ複合材料