文献
J-GLOBAL ID:201002234569751989   整理番号:10A0724346

PLアップコンバージョン測定に於いてフェムト秒パルスの繰り返し励起照射により,ピコ秒時間域でポリスチレンやCdS/ポリスチレンナノ複合体膜から発したフォトルミネッセンス

Photoluminescence developed from polystyrene and CdS/polystyrene nanocomposite films in picosecond time range by repetitional irradiation of excitation femtosecond pulses in PL up conversion measurements
著者 (4件):
資料名:
巻: 213  号: 2-3  ページ: 93-100  発行年: 2010年06月25日 
JST資料番号: D0721B  ISSN: 1010-6030  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
CdS/SPSナノ複合体膜,その中にCdSナノ粒子を部分的にスルホン化したポリスチレン(SPS)を埋め込み合成し,そのサブピコ秒に時間分解したフォトトルミネッセンス(フォトルミネッセンスのアップコンバージョン:PL Up-C)を測定した。類似の測定を媒体として使われた純SPSやポリスチレン(PS)膜でも行った。CdS/SPSの場合,PLアップコンバージョン信号(合計した振動数信号;SFS)を最初の測定で観測した。又繰り返し測定で純SPSとPS膜でも観測されたが最初の測定では観測されなかった。SPSやPS膜のSFSの開発により測定中の強いフェムト秒レーザーパルス(励起用)に曝したので比較的安定な発光物質を生成した。SFSの開発過程では測定中の励起パルス強度を下げる事でCdS/SPS膜の場合,容易に観測された。従ってCdS/SPS膜でも観測されたPLは主にCdSナノ粒子以外のSPS媒体から生じた発光物質によっている。SPS膜に埋め込んだCdSナノ粒子はSPS媒体からPLを進展させる加速剤となっている。PLの源はCdSナノ粒子のSPS自身や光-励起のマルチフォトン(多分2フォトン)吸収により,SPSの光又は熱分解で生成した発光物質の幾つかと思われる。発光物質を同定することはできなかったが,励起フェムト秒パルス(λmax=396nm)を吸収するPSの主ポリマー鎖と長い共役π結合を持つSPSの酸化分解物と思われた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
光化学一般  ,  ルミネセンス一般 

前のページに戻る