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J-GLOBAL ID:201002234696848550   整理番号:10A0191791

タンパク質チロシンニトロ化の定量分析のためのペプチド,及びタンパク質3-ニトロチロシンの4-(アミノメチル)ベンゼンスルホン酸による蛍光標識化

Fluorogenic Tagging of Peptide and Protein 3-Nitrotyrosine with 4-(Aminomethyl)-benzenesulfonic Acid for Quantitative Analysis of Protein Tyrosine Nitration
著者 (8件):
資料名:
巻: 71  号: 1-2  ページ: 37-53  発行年: 2010年01月 
JST資料番号: D0565A  ISSN: 0009-5893  CODEN: CHRGB7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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蛋白結合3-ニトロチロシン(3-NT)は,炎症,変性疾患,及び老化に関係するニトロ酸化ストレスの重要なバイオマーカーである。蛋白結合3-ニトロチロシンの分析に種々の検討が行われてきたが,筆者らは,最近,3-NTを3-アミノチロシン(3-AT)に還元後,アミノ基と水酸基の同時反応に基づく3-ATの選択的誘導体化法を提案した。そのモデル実験によって,高度の蛍光性を持つ2-フェニルベンゾオキサゾール(PBO)を見出し,3-NTの選択的誘導体化法,蛍光検出,及び同位体標識タグを利用するチロシンニトロ化サイトの定量的MS分析を組み合わせた3-NTの定量法を確立した。その後,この方法の一般的応用を目指す試みの中で,還元された3-NTの蛍光誘導体化の反応条件に依存して2種のPBO誘導体が生成することが分かった。そこで本研究では,3-NT含有合成ペプチドのμM以下の濃度で4-(アミノメチル)ベンゼンスルホン酸(ABS)による蛍光標識のための反応条件を最適化し,単一のPBO生成物を得ることを目的とした。種々検討の結果,K3Fe(CN)6の存在下,ABSと3-ATとの反応によって95%の収率で単一PBO生成物が得られることを見出した。
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分類 (2件):
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有機化合物の各種分析  ,  ペプチド 
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