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J-GLOBAL ID：201002234871473629   整理番号：10A0432667

質量分析法と酵素反応による増幅を併用した生体試料中の標的代謝物のアットモル濃度の検出

Mass spectrometric method incorporating enzymatic amplification for attomole-level analysis of target metabolites in biological samples

著者 (5件)： URBAN P.L. (ETH Zurich, Zurich, CHE) ,  AMANTONICO A. (ETH Zurich, Zurich, CHE) ,  FAGERER S.R. (ETH Zurich, Zurich, CHE) ,  GEHRIG P. (ETH Zurich, Zurich, CHE) ,  ZENOBI R. (ETH Zurich, Zurich, CHE)
資料名： Chemical Communications  (Chemical Communications)
巻： 46  号： 13  ページ： 2212-2214  発行年： 2010年04月07日 
JST資料番号： D0376B  ISSN： 1359-7345  CODEN： CHCOFS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 中枢代謝経路で生成する代謝物のうちの標的代謝物質の選択的な極低濃度検出について,酵素反応による増幅後に質量分析(MALDI-MS)を行う方法に着目し,具体例への適用により検討した。ピルビン酸キナーゼとミオキナーゼを用いたアデノシン5′-二リン酸(ADP)←→アデノシン5′-三リン酸(ATP)交互変換(増幅),及びホスホトランスアセチラーゼとクエン酸シンターゼを用いた補酵素A(CoA)←→アセチル補酵素A(ACoA)交互変換(増幅)にMALDI-MSを組合せると,アットモル濃度のATPとCoAの検出が容易になる。酵素反応による増幅の機構的な様相を考察し,質量分析法との組合せの特徴(増幅効果)を明らかにした。

シソーラス用語： MALDI-MS ,  *質量分析 ,  *酵素反応 ,  *拡大 ,  *代謝産物 ,  *検出 ,  *濃度 ,  ピルビン酸キナーゼ ,  アデニル酸キナーゼ ,  リン酸アセチルトランスフェラーゼ ,  クエン酸シンターゼ ,  アデニンヌクレオチド ,  リボヌクレオチド ,  アシルCoA ,  脂肪族アミン ,  脂肪族アルコール ,  チオール ,  補酵素 ,  脂肪族カルボン酸 ,  カルボアミド ,  無機酸エステル ,  アミノカルボン酸 ,  ジオール ,  第二アルコール ,  ヒドロキシ酸
準シソーラス用語： ホスホトランスアセチラーゼ ,  ミオキナーゼ ,  *増幅 ,  *代謝物 ,  *低濃度

分類 (1件)： 質量分析  (CC03013N)

物質索引 (4件)： ADP【ヌクレオチド】 ,  ATP【ヌクレオチド】 ,  アセチル補酵素A ,  補酵素A

タイトルに関連する用語 (8件)： 質量分析法 ,  酵素反応 ,  増幅 ,  併用 ,  生体試料 ,  標的 ,  代謝物 ,  モル濃度