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J-GLOBAL ID:201002234885362722   整理番号:10A0859754

プラズマ電解酸化法によるAZ91Dマグネシウム合金上へのCaおよびP含有セラミックス化成処理層の作製

Preparation of ceramic conversion layers containing Ca and P on AZ91D Mg alloys by plasma electrolytic oxidation
著者 (4件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 317-320  発行年: 2010年07月 
JST資料番号: A0614C  ISSN: 0267-0844  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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マグネシウム合金の耐食性を向上させるため,プラズマ電解酸化(PEO)法によりセラミックス被覆を行った。電解液は水酸化ナトリウム(NaOH,4g/L),ヘキサメタりん酸ナトリウム(SHMP,2g/L),酢酸カルシウム・1水和物(0.2g/L)を含む系,およびケイ酸ナトリウム(Na2SO3,12g/L),SHMP(2g/L)および酢酸カルシウム・1水和物(0.2g/L)を含む系を用いた。自作した5kWの高出力パルス単極PEO電源により,電圧を変化させながら10分間処理を行った。いずれの化成処理層も多孔質だったが,Na2SO3系はNaOH系と比較して層が厚く,微細孔が大きかった。Caドープにより化成処理層中のPが減少しており,PよりCaのほうがPEO反応では化成処理層に取り込まれやすいことを示唆している。EDSおよびXRDの結果から,結晶相はNaOH系ではMgOのみ,Na2SO3系ではMgOおよびMg2SiO4が存在しており,他の元素は非晶質だと考えられる。0.9%NaCl溶液中での分極結果から,腐食電流は基板そのままと比較して1または2乗のオーダーで低下していたが,腐食電位は卑にシフトした。Caドープにより,NaOH系では微細孔が減少するため耐食性が向上したが,Na2SO3系ではマイクロクラックを生じるため,耐食性が低下した。
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分類 (3件):
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金属材料へのセラミック被覆  ,  防食  ,  化成処理 
物質索引 (1件):
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