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J-GLOBAL ID:201002234894078590   整理番号:10A1004855

有機質資材被覆による土壌水分蒸発抑制の効果に関する基礎的研究

Effect of Soil Moisture Evaporation Control by Organic Material Mulching
著者 (5件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 191-198  発行年: 2010年09月17日 
JST資料番号: G0291A  ISSN: 0375-9202  CODEN: TNDNA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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世界中には多くの乾燥・半乾燥地が存在するが,アフリカ,とくにサブサハラ・アフリカ地域は貧困かつ砂漠化の被害を受ける危険性が最も高い地域であり,農業を営む上で「水」と「土壌栄養」の絶対量が不足している。そこで本研究では,同地域における農業生産に寄与することを想定して,現地で入手可能な有機質資材を活用したマルチによる土壌水分蒸発抑制効果を検討すべく,次の試験を実施した。1)塩ビ製カラムに無マルチ,有機質資材マルチ(ソルガム残渣被覆および木材チップ被覆)3種類の処理を施し,それぞれ減少した質量から蒸発量を測定した。2)陸稲を栽培した1畝当たり6.5m×0.8mの試験区を設置し,灌漑水量を標準灌漑で3~6mm/日,節水灌漑で,標準区の1/2の1.5~3mm/日とし,無マルチ区と有機質資材マルチ区(ソルガム残渣被覆,木材チップ被覆)の土壌水分移動状況について実測するとともに,生育へ及ぼす影響を検討した。両実験の結果では,ソルガム残渣または木材チップを施したカラムの蒸発量は無被覆よりも少なく,とくにソルガム残渣を用いたカラムでは顕著であった。さらに陸稲の生育・収量結果から,ソルガム残渣または木材チップの有機質資材マルチが初期生育および出穂促進にも効果が見られた。(著者抄録)
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分類 (1件):
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土壌管理 
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