抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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第51次日本南極地域観測隊は,本吉隊長以下,本隊62名(越冬隊28名,夏隊34名)および同行者23名の合計85名の編成で,砕氷船「しらせ」に乗船し,南極で任務を遂行してきた。国土地理院代表の筆者の南極における任務は,絶対重力測定,GPS測量,相対重力測量,GPS連続観測点の保守および対空標識の設置作業などであった。絶対重力測定は,可搬型絶対重力計FG5を用いて,昭和基地の重力計室で行った。GPS測量,相対重力測量,および対空標識の設置作業は,南極大陸の7箇所で実施した。GPS測量は,露岸だけでなく,氷床の変動を把握するために,氷床上でも行った。なお,昭和基地は,東オングル島という南極大陸から数km離れた島にあり,南極大陸へは,昭和基地からヘリコプターで行った。