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J-GLOBAL ID：201002234923866209   整理番号：10A0392473

微粉燃料燃焼装置を使う火力発電所から排出される高炭素灰の特性化

Characterization of High Carbon Ash from Thermal Power Station Using Pulverized Fuel Combustor

著者 (3件)： SARKAR A. (Indian School of Mines, Dhanbad, IND) ,  RANO R. (Indian School of Mines, Dhanbad, IND) ,  KUMAR A. (Indian School of Mines, Dhanbad, IND)
資料名： Energy Sources, Part A: Recovery, Utilization, and Environmental Effects  (Energy Sources, Part A: Recovery, Utilization, and Environmental Effects)
巻： 32  号： 5-8  ページ： 607-619  発行年： 2010年03月 
JST資料番号： H0251B  ISSN： 1556-7036  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 微粉炭燃焼火力発電などから排出されるフライアッシュ(FA)は大量にあり,その有効利用のため多様な方法が考えられている。しかし燃焼効率が低いなどの理由で未燃炭素を多く含むFAも存在し,これらは低炭素FAと別の処理を必要とする可能性がある。本論文ではインドの実際の火力発電所(219MW)ホッパから採取した高炭素FAを対象に,大きさによる分別を行い,それぞれについて物理-化学的,形態学的ならびに鉱物学的な特性化を行った。高炭素FAは全般に未燃で不規則形状の大きな粒子であり,多孔質と考えられることを示した。特に粗い粒子部分は発熱量が高く,家庭用燃料として使用できる可能性も指摘した。その他特性化の結果について報告し,高炭素FA利用の可能性を評価し,小径のFAは未燃炭素が少ないので建設工事に使用できる可能性があることを述べた。また高炭素となる原因について考察し,微粉炭のさらなる微粉化,燃焼装置の効率化など,改善策を示唆した。

シソーラス用語： *微粉炭燃焼 ,  フライアッシュ ,  火力発電 ,  蒸気ボイラ ,  試料採取 ,  キャラクタリゼーション ,  物理的性質 ,  化学的性質 ,  形態 ,  鉱物分析 ,  改良
準シソーラス用語： 高炭素フライアッシュ

分類 (1件)： ボイラ  (PB01020V)

タイトルに関連する用語 (6件)： 微粉燃料 ,  燃焼装置 ,  火力発電所 ,  炭素 ,  灰 ,  特性化