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J-GLOBAL ID:201002234978670958   整理番号:10A0875992

イチゴは,メタボリックシンドロームの被験者のアテローム性動脈硬化症マーカーを減少させる

Strawberries decrease atherosclerotic markers in subjects with metabolic syndrome
著者 (8件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 462-469  発行年: 2010年07月 
JST資料番号: E0636B  ISSN: 0271-5317  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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イチゴは,強力な抗酸化剤であり,限られた研究において,高血圧,高血糖,異脂肪血症および炎症心のような血管危険因子を減らすことが報告された。凍結乾燥させたイチゴの補給は,メタボリックシンドロームの被験者における心血管危険因子を低下させることにより,血圧,障害性のブドウ糖,異脂肪血症,またはこれらメタボリックシンドロームの肥満被験者における循環血中接着分子を改善する。メタボリックシンドロームの27人の被験者(2人の男性と25人の女性;ボディマスインデックス,37.5±2.15kg/m2;年齢47.0±3.0歳[平均値±SE])は,8週間毎日の無作為化制御試験により,カップ4杯の凍結乾燥イチゴ飲料(50gの冷凍乾燥させたイチゴ~3カップは新鮮なイチゴ)または同量の液体(対照,カップ4杯の水)を消費した。生体測定学と血圧測定,食事摂取量の評価,および空腹時血液検査は,本研究のスクリーン時と8週目に実行された。イチゴ補給は,8週目の対照と比較して,総コレステロールおよび低比重リポ蛋白コレステロールを有意に減少させ(5.8±0.2~ 5.2±0.2mmol/L,3.5±0.2~3.1±0.1mmol/L,それぞれ[平均値±SE],P < .05),核磁気共鳴で測定したリポ蛋白質サブクラスプロフィールを用いた小さい低密度リポ蛋白質粒子も減少させた。イチゴ補給は8週目の対照と比較して,更に血管細胞接着分子-1の循環血中レベルを減少させた。(272.7±17.4~223.0±14.0ng/mL[平均値±SE],P < .05)。血清グルコース,トリグリセリド,高密度リポ蛋白質コレステロール,血圧と胴囲は,影響を受けなかった。このように,メタボリックシンドローム被験者において,短期の凍結乾燥イチゴ補給は,異脂肪血症と循環血中接着分子を含め,アテローム性動脈硬化症リスク係数を選択的に改善した。そしてこれらの結果は,将来の検査で確認を必要とする。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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果実とその加工品  ,  代謝異常・栄養性疾患一般  ,  循環系の臨床医学一般 
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