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J-GLOBAL ID：201002234979424250   整理番号：10A0602624

資源管理サイクルと捕獲野生生物群の持続可能性

Resource Management Cycles and the Sustainability of Harvested Wildlife Populations

著者 (5件)： FRYXELL John M. (Univ. Guelph, Ontario, CAN) ,  PACKER Craig (Univ. Minnesota, MN, USA) ,  MCCANN Kevin (Univ. Guelph, Ontario, CAN) ,  SOLBERG Erling J. (Norwegian Inst. Nature Res., Trondheim, NOR) ,  SAETHER Bernt-Erik (NTNU, Trondheim, NOR)
資料名： Science  (Science)
巻： 328  号： 5980  ページ： 903-906  発行年： 2010年05月14日 
JST資料番号： E0078A  ISSN： 0036-8075  CODEN： SCIEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 生態学で最も主要な問題の一つは,何が捕獲動物を絶滅させるかである。今回,生態学モデルで通常応用される集団作用の原則と組み合わせて,ヒト行動の単純な直観的推定に基づく動的システムモデルを開発した。捕獲は自由であるとしたが,年間の分け前は最大捕獲を拘束するために用いた。このモデルで,資源量レベルの変化に対する資源使用者や管理者による弱い代償的反応は,捕獲サイクルを速やかに誘導し得,激変する群絶滅の危機を強めることを示した。動的システムモデルは,10年間周期性サイクルあるいは擬サイクルが努力と分け前で捕獲野生生物群に一般的に起こることを予測した。オジロジカとアメリカヘラジカの3つの狩猟群から収集した経験的データは,基盤にある行動原因と動的な結果の予測と一致した。持続可能な資源の使用に関する長期戦略の評価に捕獲努力と分け前の動的変化パターンを無視すること賢明ではないと示唆した。

シソーラス用語： 資源管理 ,  ヒト ,  *生態学 ,  シカ科 ,  *狩猟 ,  *野生動物 ,  生物絶滅 ,  自然保護 ,  確率 ,  カナダ
準シソーラス用語： アメリカヘラジカ ,  オジロジカ ,  資源量

分類 (2件)： 生態学一般  (EE01010I) ,  狩猟  (FG02000L)

タイトルに関連する用語 (5件)： 資源管理 ,  サイクル ,  捕獲 ,  野生生物 ,  持続可能性