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J-GLOBAL ID:201002235100846730   整理番号:10A0761174

成層した熱帯河口域への淡水地下水の水平流入 RnとRa同位体による証明

Significant lateral inputs of fresh groundwater into a stratified tropical estuary: Evidence from radon and radium isotopes
著者 (5件):
資料名:
巻: 121  号: 1-4  ページ: 37-48  発行年: 2010年08月20日 
JST資料番号: B0842A  ISSN: 0304-4203  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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河川流量は河口地点よりも上流部にて計測される。河川流量は流量測定地点よりも下流域に流入する地下水を無視するために,世界規模での海洋へ供給される河川水と栄養塩フラックスは過小評価される。米国,フロリダ州のSebastian河口へ負荷される地下水をRnとRa同位体をトレーサとして測定した。我々は,河口密度躍層の上下の水におけるRnの起原とシンクを説明する空間分布物質収支モデルを開発した。Ra同位体(224Ra,223Ra,226Ra)は表水層に比べ地下水に濃縮しておらず,この調査地点でのトレーサ利用は限定されている。底層塩水の上にある堆積物/水境界直下の淡水の検出は淡水が河口域の塩水くさびにおける塩分を含む地下水を支配していることを意味する。砂堤から河口域密度躍層上部への地下水の水平流入は密度躍層よりも下に供給される水に比べ6倍多い。Rn物質収支より推定される河口表層への地下水負荷量は5から18m3/s(河口域全体に均一に供給されているとすると18から62cm/dayとなる)である。底層へのフラックスは0.8から1.1m3/s(2.8から3.9cm/day)である。これらの地下水供給は河口感潮域上流での負荷量を乾期で260%,雨期で135%だけ増大させる栄養塩類や他の溶存成分は地下水に濃縮しており,地下水は本河川や他のフロリダ州の河口における表層水質を制御している。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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水圏・生物圏の地球化学  ,  流出過程およびそれに及ぼす影響 

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