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J-GLOBAL ID：201002235114295400   整理番号：10A0321417

グリッド故障時の二重給電誘導発電機の回転子電圧動特性

Rotor Voltage Dynamics in the Doubly Fed Induction Generator During Grid Faults

著者 (5件)： LIMA Francisco K.A. (Federal Univ. Rio de Janeiro, Rio de Janeiro, BRA) ,  LUNA Alvaro (Universitat Politecnica de Catalunya, Barcelona, ESP) ,  RODRIGUEZ Pedro (Universitat Politecnica de Catalunya, Barcelona, ESP) ,  WATANABE Edson H. (Federal Univ. Rio de Janeiro, Rio de Janeiro, BRA) ,  BLAABJERG Frede (Aalborg Univ., Aalborg, DNK)
資料名： IEEE Transactions on Power Electronics  (IEEE Transactions on Power Electronics)
巻： 25  号： 1-2  ページ： 118-130  発行年： 2010年01月 
JST資料番号： D0211B  ISSN： 0885-8993  CODEN： ITPEE8  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本報告では二重給電誘導発電機(DFIG)に基づく風力タービン(WT)の回転子側コンバータ(RSC)に対して低電圧ライドスルー能力を改善するための新制御手法を提案した。この検討の主目的は電圧低下時,RSCの系統接続を維持したままで発電機に発生する初期過電流をシステムで制御する手法の設計である。この手法は故障時に回転子電流制御の設定点として,固定子電流の測定値を用いることに基づいている。すなわち故障で発生する電流の逆方向に固定子電流を通電して,固定子と回転子の巻線をクローバ回路を用いずに過電流から防止した。また,回転子端子の電圧が制御手法を実施するに必要な範囲内にあることを理論解析により明らかにした。シミュレーションとプロトタイプ実験により電力系統の厳しい状況でもDFIGを本手法により安定に制御できることを確認した。すなわち故障時にもRSCは系統接続を維持し,系統連系点の電圧上昇のための電力注入が可能となった。

シソーラス用語： 電力供給 ,  *誘導発電機 ,  *回転子 ,  *故障 ,  風車 ,  電力変換器 ,  過電流 ,  固定子 ,  系統連系
準シソーラス用語： *コンバータ【電力】 ,  *給電 ,  風力タービン

分類 (2件)： 発電機  (NB07020J) ,  配電(事業者側)  (NB05040R)

タイトルに関連する用語 (5件)： グリッド ,  故障 ,  二重給電誘導発電機 ,  回転子 ,  動特性