抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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総降水量は,1,363.8mm(平成20年度),1,689.2mm(平成21年度)とほぼ平年値と近似していた。年平均pH値は,4.42(平成20年度),4.56(平成21年度)と平成21年度にpH値の若干の上昇が見られた。雨水の酸性化あるいは中和に寄与する成分の年平均濃度は,平成21年度にnss-SO
42-,NO
3-の減少及びNH
4+,nss-Ca
2+の増加が見られた。また,年間湿性沈着量は降水量の影響が少なく,平成21年度にNH
4+,nss-Ca
2+の沈着量の増加が見られた。本市における雨水の酸性化の原因は,NO
3-/nss-SO
42-及びNH
4+/nss-Ca
2+よりNO
3-とNH
4+の影響が大きく,自動車の排気ガスの寄与が示唆される。(著者抄録)