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J-GLOBAL ID:201002235321811078   整理番号:10A0655322

低温によるチュウゴクモクズガニ(Eriocheir sinensis)での精子の先体反応の誘発

Induction of acrosome reaction of spermatozoa in Eriocheir sinensis by low temperature
著者 (3件):
資料名:
巻: 62  号:ページ: 101-107  発行年: 2010年04月 
JST資料番号: T0921A  ISSN: 0920-9069  CODEN: CYTOER  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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チュウゴクモクズガニ(E.sinensis又は上海ガニ)精子のin vitro先体反応(AR)の機構に対する新しい知識に有益で,かつ上海ガニ及び他の商業用水性甲殻類の人工授精及び育種に有用な情報を提供すると推定される温度処理とARの関係を検討した。成体上海ガニ(150-180g)の精子を用いた処理温度,処理持続時間及び精子の精嚢からの誘導とARでの変化との関係を調べた。処理温度の変化は精嚢から精子のAR開始時間(TBA),ARの最大百分率時間(TMA)及びARの最大百分率(MPA)に有意な差異を示し,15及び4°Cではなくて低温(-20及び-80°C,並びに液体窒素)が90%以上の精子のARを誘発した。同様に精子でも起こり,-80°C,15分間の処理,TBA及びTMAが精嚢からの精子よりも長かった。従って,低温処理は上海ガニのARを効率的に変更でき,媒質中にたとえカルシウムがないときでさえもAR誘発に対して新奇で有効な操作法であった。低温処理後,精子は受精能力の獲得に対して生理的に影響を受けると推定した。低温によるARのin vitro誘発が上海ガニ精子の受精能力にどのように影響するか,を評価するためには今後更なる検討が必要である。
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分類 (2件):
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生殖生理一般  ,  魚類以外の水産動物 

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