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J-GLOBAL ID:201002235347890383   整理番号:10A0053396

乱流予混合燃焼における着火遷移

Ignition transition in turbulent premixed combustion
著者 (3件):
資料名:
巻: 157  号:ページ: 341-350  発行年: 2010年02月 
JST資料番号: C0104A  ISSN: 0010-2180  CODEN: CBFMAO  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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最近,Shy及び共同研究者たちは,強い等方性乱流を発生できる中心着火のファン撹拌十字型バーナー中における稀薄予混合乱流メタン燃焼の最小着火エネルギー(MIE)測定に基づいて乱流着火遷移を報告した。本論文では同じ方法を用いて,各々が化学反応と乱流間の時間比を示す乱流Karlovitz数(Ka)の広い範囲に渡る3つ異なる当量比φ=1.0,1.2,及び1.3における化学量論及びリッチケースに関して新しい完全なMIEデータセットを発表した。このようにして,Ka及びφ両方に依存する予混合乱流燃焼中で着火遷移を初めて見い出すことができた。臨界Ka<sub>c</sub>によって分離される,ランダムに撹拌したメタン-空気混合物において着火に2つの別のモード(着火遷移)があること見い出した。ここで,Ka<sub>c</sub>≒8-26の値はφ=1近くで最小Ka<sub>c</sub>が発生するφに依存した。MIEがKaとともに徐々に増加するKa<Ka<sub>c</sub>では,火炎核生成はトーラスを残す層流着火に類似し,それに続く外側に伝播する乱流火炎の2Dレーザー断層撮影画像はシャープな前面を示した。MIEがKaに対して急に増加するKa<Ka<sub>c</sub>では,火炎核は崩壊しそれに続くランダムに伝播する乱流火炎は分散様の前面を現した。さらに,著者等は乱流及び化学反応間の拡散率比を示す反応ゾーンPeclet数(P<sub>RZ</sub>)を導入した。それゆえにKa及びφに依存する前述の非常に分散しているMIEデータは,着火遷移を示す臨界P<sub>RZ</sub>≒4.5によって分離されるP<sub>RZ</sub>とともに2つの急激に増加する異なるスロープを持つ単一曲線に崩壊できた。最後に物理モデルを提案しこれらの結果を説明した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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燃焼理論 
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