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J-GLOBAL ID:201002235353288245   整理番号:10A0038157

透過水の再利用の視点での超濾過による皮革廃水の浄化

Purification of tannery effluents by ultrafiltration in view of permeate reuse
著者 (4件):
資料名:
巻: 70  号:ページ: 296-301  発行年: 2010年01月12日 
JST資料番号: T0428B  ISSN: 1383-5866  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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なめし革工場廃水は高い有機物質と塩の濃度により特徴付けられる。ビームハウス運転,特に脱毛は,有機物質に関する最も濃縮した流出物をもたらすプロセスである。そのうえ,脱毛廃水は高い硫化物濃度を含んでいる。かくして,その再生と再利用の目的で,脱毛流出物の分離した管理がここ20年間で考えられきた。超濾過は,脱毛工程で再利用できるだろう化学物質(ライムと硫化物)から有機物質を分離する有望な技法であった。しかしながら,膜の閉塞が工業規模での利用を避けてきた。本紙の主な目的は,最終的な革の品質に対する超濾過液の再利用の影響と種々のタイプの膜洗浄法の比較を研究することである。活性表面30cm2の平面膜モジュールで,浄化の手順を含む超濾過実験を行った。ドデシル硫酸ナトリウム,2種の酵素,および次亜塩素酸ナトリウムを,浄化用の化学物質として使用した。さらに,1枚の平面膜だけのモジュール構造は透過側からの空気供給の影響の研究をもたらした。透過液の再利用と革の最終品質を研究するための皮試料のさらなる処理のために,最大容量5Lの研究所ドラムが利用された。その結果は,革の最終品質が脱毛工程に超濾過液を使用することによって変化しなかったのを示した。膜の洗浄に関しては,1000mgL-1の流次亜塩素酸ナトリウム(92%の流束回復)と透過側からの空気投入で,流束回復で最も良い結果が達成された。酵素による浄化での流束の回復はほぼ35%の効率に達した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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産業廃水処理  ,  皮革工業 
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