文献

J-GLOBAL ID：201002235440293379   整理番号：10A0241156

キレート配位子と鉱物塩を用いた透明なモノリシックチタニアゲルの容易に作製

Facile preparation of transparent monolithic titania gels utilizing a chelating ligand and mineral salts

著者 (4件)： HASEGAWA George (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  KANAMORI Kazuyoshi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  NAKANISHI Kazuki (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  HANADA Teiichi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN)
資料名： Journal of Sol-Gel Science and Technology  (Journal of Sol-Gel Science and Technology)
巻： 53  号： 1  ページ： 59-66  発行年： 2010年01月 
JST資料番号： W0812A  ISSN： 0928-0707  CODEN： JSGTEC  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Tiアルコキシド,キレート剤(エチルアセチルアセテート)及び種々の鉱物塩からゾル-ゲル法でチタニアゲルを作製し,出発組成とゲル化挙動(ゲル化時間,ゲル外観)との関係を調べ,ゾル-ゲル反応における陰イオンの役割を含む反応機構を調べた。強酸陰イオンはHO^-とH₂Oの求核攻撃を妨げ,Tiアルコキシドの急激な加水分解を抑制し,穏やかなゾル-ゲル反応により透明なモノリシックチタニアゲルが得られた。ゲル化時間はキレート剤,水及び鉱物塩添加量により幅広く制御可能であった。陰イオンの電気陰性度が大きいほどゾル-ゲル反応の抑制効果が大きかった。鉱物塩としては熱分解性のNH₄NO₃等が適している。

シソーラス用語： *酸化チタン ,  *ゲル ,  キレート化合物 ,  *配位子 ,  無機質 ,  *透明材料 ,  チタン化合物 ,  アルコラート ,  ケトエステル ,  ゾル-ゲル法 ,  ゲル化 ,  加水分解 ,  アニオン ,  電気陰性度 ,  化学合成 ,  脂肪族ケトン ,  脂肪族カルボン酸 ,  *二酸化チタン
準シソーラス用語： *チタニア ,  陰イオン ,  *無機塩類

分類 (1件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z)

物質索引 (2件)： アセト酢酸エチル ,  テトライソプロポキシチタン

タイトルに関連する用語 (5件)： キレート ,  配位子 ,  鉱物 ,  塩 ,  作製