抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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物と物をつなぐ物造基盤技術の分野において,接着剤接合から分子接合技術のパラダイムシフトを社会は必要としている。本稿では,新規接合技術として分子接着技術を紹介した。分子接着技術では,分子接着剤を使用する。それぞれが反応しない1分子中に互いに反応しない異なる2種類の官能基,アルコキシシリル基とトリアジンジチール基を持つ化合物を分子接着剤と呼んでいる。この分子接着剤を用い,材料間を化学結合により接着する。前処理として材料表面をコロナ放電処理し,表面にOH基をつくり,このOH基に分子接着剤を界面結合させる。接着は化学結合によるため,接着力は非常に強い。樹脂めっき,配線基板,ゴム流動体,非流動体の接着事例を紹介した。