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J-GLOBAL ID：201002235683632597   整理番号：10A1032940

構造記述子と分子積分方程式理論の組合せによる水和自由エネルギーの正確予測

An Accurate Prediction of Hydration Free Energies by Combination of Molecular Integral Equations Theory with Structural Descriptors

著者 (5件)： RATKOVA Ekaterina L. (Max Planck Inst. for Mathematics in the Sci., Leipzig, DEU) ,  CHUEV Gennady N. (Max Planck Inst. for Mathematics in the Sci., Leipzig, DEU) ,  CHUEV Gennady N. (Inst. of Theoretical and Experimental Biophysics, Russian Acad. of Sci., Moscow Region, RUS) ,  SERGIIEVSKYI Volodymyr P. (Max Planck Inst. for Mathematics in the Sci., Leipzig, DEU) ,  FEDOROV Maxim V. (Max Planck Inst. for Mathematics in the Sci., Leipzig, DEU)
資料名： Journal of Physical Chemistry B  (Journal of Physical Chemistry B)
巻： 114  号： 37  ページ： 12068-12079  発行年： 2010年09月23日 
JST資料番号： W0921A  ISSN： 1520-6106  CODEN： JPCBFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 有機分子の水和自由エネルギー(HFE)を推定するため新規方法,構造記述子補正(SDC)モデルを報告した。HFEは水溶液中分子種の溶媒和を特性化する最重要な物理的/化学的性質の一種である。低溶解度及び/または低揮発性を有する化合物について,特にHFFの正確測定に関連した数多くの実験上の困難さゆえに,HFEに関する実験値は数少ない。低計算コストによるHFE計算では一般的に非明示モデルが最も一般的である。ここでは,方法は幾つかの経験的補正と参照相互作用部位モデル(RISM)の組合せに基づいている。モデルは溶質の化学構造の主な特徴に関連した少数の化学的記述子:排除体積,分枝,二重結合,ベンゼン環,水酸基,水素原子,アルデヒド基,ケトン基,エーテル基及びフェノールフラグメントのみを必要とした。65種の分子の訓練セットに関する種々のRISM自由エネルギー表現を試験した後,最適モデルを選出した。SDCモデルの補正パラメータは種々の化学分類に伝達性があり,広範囲の有機溶質を網羅することを可能にした。新モデルは1.2kcal/mol周辺の有機分子120種の試験セットに対する誤差の標準偏差を与えるRISMによって計算HFEの正確性を実質的に増した。

シソーラス用語： *有機化合物 ,  *水和 ,  *自由エネルギー ,  流体論 ,  分子構造 ,  統制索引語 ,  *積分方程式 ,  排除体積効果 ,  二重結合 ,  アルカン ,  アルケン ,  アルキルベンゼン ,  アルコール ,  脂肪族塩素化合物 ,  フェノール類 ,  ケトン ,  アルデヒド ,  エーテル ,  標準偏差 ,  ヒドロキシ基
準シソーラス用語： ヒドロキシル基 ,  RISM理論 ,  化学構造 ,  記述子 ,  計算コスト ,  水酸基 ,  正確性

分類 (1件)： 溶液論一般  (CB05010Z)

タイトルに関連する用語 (8件)： 記述子 ,  分子 ,  積分方程式 ,  理論 ,  組合せ ,  水和 ,  自由エネルギー ,  予測