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J-GLOBAL ID：201002235695076541   整理番号：10A0821865

細胞内蛋白質-蛋白質相互作用に対する核輸送分析及びBcr超コイルドメインへのその適用

The nuclear translocation assay for intracellular protein-protein interactions and its application to the Bcr coiled-coil domain

著者 (2件)： DIXON Andrew S. (Univ. Utah, UT, USA) ,  LIM Carol S. (Univ. Utah, UT, USA)
資料名： BioTechniques  (BioTechniques)
巻： 49  号： 1  ページ： 519-522,524  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： C0930C  ISSN： 0736-6205  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最適化リガンド応答性蛋白質,並びにEGFP及び赤色蛍光蛋白質DsRedの蛍光強度の同時定量化に基づいて生細胞内の蛋白質-蛋白質相互作用の定量分析に対する新しい方法,核輸送分析(NTA)を提示した。本分析にて,制御された核輸送は蛋白質スイッチ(PS)と称した蛋白質で起こるが,この新しく開発したPSが核輸送シグナル,核局在化シグナル及びリガンド結合ドメインの3成分からなるキメラ蛋白質である。蛋白質間相互作用を測定するのは蛍光標識PSと測定する一方の蛋白質とを結合させ,他方の標的蛋白質との相互作用の有無をリガンド添加によるPS複合体の細胞質-核間移動を観察して定量化する。なお,本法を図示して詳述した。哺乳類細胞2種類,マウス腺癌細胞系1471.1及びCOS7細胞での切断点クラスタ領域(Bcr)蛋白質の超コイルドメインの2種類の型に対する分析をNATで実施し,適用できることを証明した。NTAは簡易的であり,蛍光顕微鏡,蛍光強度を定量するソフトウェア及びリガンドとして容易に利用できるデキサメタゾンのみが必要であった。

シソーラス用語： 腫瘍細胞 ,  培養細胞 ,  マウス ,  COS細胞 ,  *分子間相互作用 ,  *細胞内輸送 ,  *細胞核 ,  *分析 ,  タンパク質 ,  定量分析 ,  蛍光分析 ,  蛍光標識 ,  蛍光顕微鏡 ,  放射強度 ,  ソフトウェア ,  分子 ,  超螺旋 ,  *アミノ酸配列 ,  緑色蛍光タンパク質 ,  タンパク質複合体 ,  ステロイド ,  ジエン ,  有機フッ素化合物 ,  エノン ,  脂環式アルコール ,  脂環式ケトン ,  ジケトン ,  第二アルコール ,  ヒドロキシケトン ,  ポリオール ,  ステロイドホルモン ,  グルココルチコイド
準シソーラス用語： 1471.1細胞 ,  Bcr蛋白質 ,  *Bcr超コイルドメイン ,  COS7細胞 ,  DsRed ,  EGFP ,  リガンド ,  核輸送 ,  *核輸送分析 ,  蛍光強度 ,  切断点クラスタ領域蛋白質 ,  蛋白質スイッチ ,  *蛋白質-蛋白質相互作用 ,  超コイル

分類 (2件)： 生物学的機能  (EB03040U) ,  腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N)

物質索引 (1件)： デキサメタゾン

タイトルに関連する用語 (4件)： 蛋白質-蛋白質相互作用 ,  核輸送 ,  分析 ,  ドメイン