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J-GLOBAL ID:201002235705159831   整理番号:10A0107727

反応性スパッタリングにより作製したTiAlN/a-Cナノ複合材料被膜の微細構造および性質

Microstructure and Properties of TiAlN/a-C Nanocomposite Coatings Prepared by Reactive Sputtering
著者 (7件):
資料名:
巻: 51  号:ページ: 282-287 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: G0668A  ISSN: 1345-9678  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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TiAlN/a-Cナノ複合材料被膜を反応性共スパッタリング法により合成し,微細構造および機械的性質に及ぼすスパッタ条件の効果を調べた。ArとN2の混合物であるが炭化水素ガスを含まない雰囲気で対向ターゲット型スパッタリングシステムを使ったTiAl(パルスdcスパッタリング)とC(dcスパッタリング)ターゲットの共スパッタリングにより,Siの正方形板および高速度鋼(ANSI M2)上に被覆膜を蒸着した。被膜の構造は,XRD,XPSおよびGIF(Gatan画像フィルタ)付きHRTEMにより調べた。被覆膜の機械的性質は,サブミクロンインデンテーション系により測定した。TiAlNおよびa-C被膜は,それぞれ約32および10GPaの硬度を示したが,4.6at%C含有TiAlN/a-C被膜は,43GPaの高い硬度を示した。エネルギーフィルタ画像から,ゼロ損失画像のコントラストの変化は,Tiマップ中のナノメータサイズのTi凝集体に相当することが分かった。XPS分析のC1sスペクトルから,被膜中の炭素は,Ti-CやAl-C結合ではなく,C-CおよびC-Nとして結合していることが明らかとなった。これらの結果から,TiAlN/a-Cナノ複合材料被膜は,ナノ結晶Ti-Al-N相およびa-C相(C-N結合を含む)の複雑な混合物から成ることが分かった。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
金属材料へのセラミック被覆  ,  セラミック・磁器の性質 

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