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J-GLOBAL ID:201002235730690460   整理番号:10A0640520

ナノ構造ニッケルフェライトの混合スピネル構造の研究

Investigation of mixed spinel structure of nanostructured nickel ferrite
著者 (2件):
資料名:
巻: 107  号: 11  ページ: 114310  発行年: 2010年06月01日 
JST資料番号: C0266A  ISSN: 0021-8979  CODEN: JAPIAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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逆スピネル構造を持つ単結晶型ニッケルフェライト(NiFe2O4)は,その粒子サイズがnm領域まで減少すると,混合スピネル構造を示すことが報告されている。ナノサイズ領域における構造変換は,バルク結晶の場合と類似性がないことが知られている。その上,超常磁性のような磁気特性及び磁気特性への表面層による寄与は,サンプルの合成ルートによって臨界的に影響を受ける。この論文において,X線回折(XRD),Moessbauer並びに磁化測定,及びフーリエ変換赤外線(FTIR)並びにマイクロRaman分光法を用いたナノ構造Ni2O4の構造変換に関する研究を発表する。ナノ構造NiFe2O4サンプルは,熱処理を伴う共沈澱法によって合成された。平均粒子サイズ13,20,26,及び51nmの4つのサンプルを合成した。XRD結果は,サンプルがナノ構造NiFe2O4であることを裏づけ,比較的粒子サイズの低いサンプルが混合スピネル構造である証拠を与えた。最小,および最大粒子サイズのサンプルのMoessbauer研究は,粒子サイズの減少に伴う表面スピンチャント,および四面体,八面体サイトにおける鉄イオンの配位の変化を明らかにした。スピンチャント角及び配位ファクタは,Moessbauerスペクトルから決定された。振動サンプル磁力計測定は,最低粒子サイズのサンプルに対し比較的低い磁化の値を与え,この観測は,逆スピネルから混合スピネルまでのサンプルの構造変換に基づいて説明できる。FTIR及びマイクロRamanの分光法の研究は,構造変換に関する説得力のある証拠をもたらしたこの研究結果は,ナノサイズNiFe2O4粒子の特性は,逆スピネル構造から混合スピネルまでの構造変換に起因しているとする推論を支持している。(翻訳著者抄録)
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金属の結晶構造 
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