チベットの民間薬Potentilla anserina L.中の遊離脂肪酸の定量.LC/蛍光検出による新規ラベル化剤の利用とオンライン大気圧化学イオン化-MSによる同定

XIA Lian; XIA Lian; XIA Lian; SONG Cuihua; SUN Zhiwei; SUN Zhiwei; LI Guoliang; LI Guoliang; SUO Yourui; YOU Jinmao; YOU Jinmao

文献

J-GLOBAL ID：201002235739141745 整理番号：10A0639007

チベットの民間薬Potentilla anserina L.中の遊離脂肪酸の定量.LC/蛍光検出による新規ラベル化剤の利用とオンライン大気圧化学イオン化-MSによる同定

Determination of Free Fatty Acids in Tibet Folk Medicine Potentilla anserina L. Using a New Labeling Reagent by LC with Fluorescence Detection and Identification with Online Atmospheric Chemical Ionization-MS Identification

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資料名：
巻： 71 号： 7-8 ページ： 623-631 発行年： 2010年04月
JST資料番号： D0565A ISSN： 0009-5893 CODEN： CHRGB7 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：ドイツ (DEU) 言語：英語 (EN)

チベットの民間薬Potentilla anserina L.は,慢性肝疾患の臨床治療に用いられる。最新の薬理学研究によって,P.anserina L.は,収斂,抗炎症,鎮痙,止血効果等種々の効能が確認されている。また,P.anserina L.の抗酸化,抗疲労効果も確認されており,遊離脂肪酸とともに脂肪油が活性成分として考えられている。したがって,P.anserina L.の品質管理に脂肪酸が役立つ。そこで本研究では,新規ラベル化剤として1,2-ベンゾ-カルバゾール-9-エチル-p-トルエンスルホン酸(BCETS)を合成し,LC/蛍光検出による脂肪酸の同時定量法を開発した。LCでは逆相EclipseXDB-C8カラム(150mm×4.6mm,5μm)に勾配溶出法を適用した。蛍光検出は,λ_ex=279nm,λ_em=380nmで行った。各ピークの同定は,オンライン大気圧化学イオン化質量分析計によって行った。C18:2,C18:3,C20:1,C20:5,C22:1の不脂肪酸を含むC5からC27の飽和脂肪酸の検出限界は,10.79-32.06fmolであった。本法をP.anserina L.の遊離脂肪酸の定量に適用した。

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有機化合物の各種分析 , 薬物の分析

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