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J-GLOBAL ID:201002235816210500   整理番号:10A0308209

樹状ポリグリセロール誘導体の構造-生体適合性相関

Structure-biocompatibility relationship of dendritic polyglycerol derivatives
著者 (6件):
資料名:
巻: 31  号: 15  ページ: 4268-4277  発行年: 2010年05月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ナノ担体は生体適合性を改善し,細胞ダイナミクスを増強し,ドラッグデリバリーでの標的化性を制御する先進的な物理化学的特性を持つ。特に,樹状ポリグリセロールはドラッグデリバリーのための有望な新規生体適合性足場である。これは,中性,陽イオン性および陰イオン性電荷を持つ樹状ポリグリセロール(dPG)誘導体の構造-生体適合性相関を探求する。表面電荷に対する溶液pHの影響をpH4.8~7.4の間の緩衝水系溶液で検討した。dPG誘導体の表面荷電特性を,表面機能性に関して考察し,アミンおよびヒドロキシル終端化ポリアミドアミン(PAMAM)デンドリマと比較した。ζ電位測定および蛍光消光研究は,全身デリバリーのためのdPG誘導体の応用性を探求するために,ウシ血清アルブミンに対するdPGの結合相互作用に取り組んだ。dPG色素抱合物の細胞進入をA549肺上皮細胞を用いて評価し,in vitro毒性を種々のdPGで検討して,PAMAMデンドリマ,ポリエチレンイミン(PEI),デキストランおよび直鎖ポリエチレングリコール(PEG)に対して,ヒト造血細胞株U-937を用いて比較した。色素標識dPGの細胞取込み研究は電荷誘導体(dPG-硫酸およびdPG-アミン)が中性dPGと比較してA549細胞の細胞質により迅速にまずインターナリゼーションされることを暗示した。細胞適合性結果は樹状ポリグリセロールが直鎖PEGポリマまたはデキストランと同じ安全であることを示し,全身性の治療剤のデリバリーにおけるdPG誘導体の好適性を示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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医用素材  ,  生物薬剤学(基礎) 
タイトルに関連する用語 (4件):
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