文献
J-GLOBAL ID:201002235894565799   整理番号:10A0037358

アルミニウム合金の制御可能な反応性の研究および水素生産に対して有望と考えられるその利用

Study of the controllable reactivity of aluminum alloys and their promising application for hydrogen generation
著者 (4件):
資料名:
巻: 51  号:ページ: 594-599  発行年: 2010年03月 
JST資料番号: A0552A  ISSN: 0196-8904  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
アルミニウム合金の反応性はいろいろな添加剤によって制御できるので,2種類のアルミニウム合金の加水分解性能について研究した。NaClの添加剤は,加水分解反応速度を速め加水分解温度を下げるので,アルミニウム合金の加水分解特性を向上する正の効果を持っている。例えば6minの加水分解反応で,Al-5wt%Hg-5wt%NaClは971ml/gの水素を生成でき,Al-10wt%Hg合金による917ml/gの水素量を上回る。Al-In-NaCl合金はAl-In合金より加水分解温度が10K低い。一方,Al合金の反応性は添加金属によって向上もすれば低減もする。添加剤のカドミウムはAl-Hg合金の反応性を低減する可能性があることが分る。Al-Hg-Cd合金は343K以下において湿分のある雰囲気で良好な反応性を維持し,ほぼ343~373Kで優れた加水分解性能を持っている。Al-Hg-Cd複合材料の反応性の低下は,粉砕プロセスにおけるCdHg2化合物の形成に起因している。しかしAl-In-NaCl合金に添加された添加剤ZnおよびGaは急速に合金の反応性を増大することができ,この合金は室温において急速に水と反応でき,理論値にも到達する高い水素収率を持つ。従って,実際の必要に応じいろいろな添加剤によってアルミニウム合金の反応性が制御可能であり,またAl合金が加水分解反応によって燃料電池用の純水素を生産できるということは有望な可能性である。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
反応操作(単位反応)  ,  気体燃料の製造 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る