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J-GLOBAL ID：201002235915015450   整理番号：10A1336342

ドープしたAlq₃膜の過渡エレクトロルミネセンスの初期上昇

Initial rise of transient electroluminescence in doped Alq₃ films

著者 (3件)： UDDIN A. (Univ. New South Wales, Sydney, AUS) ,  LEE C. B. (Nanyang Technological Univ., Singapore, SGP) ,  ANDERSSON T. G. (Chalmers Univ. Technol., Goeteborg, SWE)
資料名： Physica Status Solidi. A. Applications and Materials Science  (Physica Status Solidi. A. Applications and Materials Science)
巻： 207  号： 10  ページ： 2334-2338  発行年： 2010年10月 
JST資料番号： D0774A  ISSN： 1862-6300  CODEN： PSSABA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 有機発光ダイオード(OLED)の過渡エレクトロルミネセンス(EL)の初期上昇へのドーピングによる効果を調べた。用いたドーパントは赤色発光体,5,6,11,12-テトラフェニルナフタセン(Rb)及びDCM,及び黄色発光体C-6であった。これらを緑色発光Alq₃膜中に0.5~24wt%の範囲で濃度を変化させてドープした。ドーピング濃度の増加に伴って,EL遅延時間の増加とEL飽和の遅い立ち上がりのを認めた。EL遅延時間の値は,ドープしたOLEDの場合0.78から1.86μsで,これに対してアンドープAlq₃デバイスでは0.74μsであった。EL飽和時間は種々のドーピング濃度で1.2~2.8μsであった。過渡EL測定から,キャリア移動度を見積もり,0.5~1.2×10^-5cm²V^-1s^-1を得た。

シソーラス用語： *エレクトロルミネセンス ,  半導体素子 ,  過渡応答 ,  発光ダイオード ,  *ドーピング ,  飽和 ,  キャリア移動度 ,  有機半導体 ,  半導体薄膜 ,  可視発光スペクトル ,  脂肪族アミン ,  第四アンモニウム ,  ジアミン ,  脂肪族塩素化合物
準シソーラス用語： 遅延時間 ,  *薄膜エレクトロルミネセンス ,  *有機発光ダイオード ,  立上り時間

分類 (2件)： 有機化合物のルミネセンス  (BM08094A) ,  発光素子  (NC03082G)

物質索引 (5件)： トリス(8-ヒドロキシキノリン)アルミニウム ,  C-6 ,  DCM ,  α-NPD ,  5,6,11,12-テトラフェニルナフタセン

タイトルに関連する用語 (3件)： ドープ ,  エレクトロルミネセンス ,  初期