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J-GLOBAL ID:201002235981400356   整理番号:10A1086504

Pd/PCナノ複合材料に及ぼす熱安定性および分解反応速度論に関する研究

Studies on the Thermal Stability and Degradation Kinetics of Pd/PC Nanocomposites
著者 (6件):
資料名:
巻: 118  号:ページ: 3602-3611  発行年: 2010年12月15日 
JST資料番号: C0467A  ISSN: 0021-8995  CODEN: JAPNAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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2種類のex situおよびin situパラジウム/ポリカーボネート(Pd/PC)ナノ複合材料を調製し,熱安定性に及ぼす加熱速度,Pd含有率および調製方法に関する影響を検討した。ex situ Pd/PC(I)は,1-ドデカンチオール保護化Pdナノクラスタを,PCのジクロロメタン溶液に添加後,流延成形(キャスト法)による複合膜から調製した。in situ Pd/PC(II)は,PCジクロロメタン溶液へ,塩化パラジウムと塩酸から調製したPdクロロ錯体を添加混合後,NaBH4による還元,水洗浄処理後,水相を除去し,ジクロロメタン溶液相の流延成形により複合膜を調製した。TEM写真より,PdナノクラスタがIでは良く分散し,一方IIでは凝集状態を確認した。IとIIの窒素雰囲気の熱分解速度は,一次速度式に従った。また,IとIIの熱分解開始および最終分解温度は,純粋なPCより高い温度を示し,優れた熱安定性を示した。さらに,Kissinger法により熱分解活性化エネルギーを求め熱分解挙動を論じた。これらの複合材料の検討は,触媒やセンサ用途において有効であることを説明した。
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分類 (2件):
分類
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高分子固体の物理的性質  ,  添加剤・配合薬品・副資材一般 

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