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J-GLOBAL ID:201002236003980878   整理番号:10A1376372

アルミン酸カルシウムの溶鉄濡れ

Liquid Iron Wetting of Calcium Aluminates
著者 (3件):
資料名:
巻: 50  号: 11  ページ: 1707-1712 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: F0100A  ISSN: 0915-1559  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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溶融鉄炭素合金のアルミナ,CA6(CaO6Al2O3),CA2(CaO2Al2O3)とCA(CaOAl2O3)への濡れ挙動を評価するための調査を実施した。調査したメルト組成は1450から1550°Cの温度領域にわたり,2と5mass%Cのものである。以下のことが分った。一般に,調査した系ではぬれはなく,そして,基板のカルシウム含有量の増加に伴い,接触角がほぼ,140°から110°に低下した。アルミナについてのデータは良く文献とも一致した。これらのデータを,毛管現象が溶鉄中のコークス溶解における重要な役割を果すか否かを評価するために使用した。従前の研究では,コークスの溶解時における,アルミナとアルミン酸カルシウムより構成される鉱物層のコークス鉄界面における生成,及び時間経過に伴う層の鉱物組成のCA6→CA2→CAへと変化を明らかにした。CA相の発生と共にコークス溶解速度はかなり遅くなった。これが単にち密化効果であったか否か,または,毛管濡れ現象が接触面の低減に関与していたのかどうか,明らかでなかった。今回のコークス溶解試験では鉄のアルミナ,CA6,CA2とCAへの接触角測定結果について論議し,単純な毛管浸透モデルを,濡れ効果評価に使用した。鉱物層のカルシウム富化に関連づけられる濡れ性の変化はコークス溶解速度に顕著な影響を及していないことが分った。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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固-液界面 
引用文献 (25件):
  • 1) Y. E. Omori Ed.: Blast Furnace Phenomena and Modelling, Elsevier Applied Science, London, (1987), 58.
  • 2) M. W. Chapman, B. J. Monaghan, S. A. Nightingale, R. J. Nightingale and J. G. Mathieson: Metall. Mater. Trans. B, 39B (2008), 418.
  • 3) B. J. Monaghan, M. W. Chapman, S. A. Nightingale, R. J. Nightingale and J. G. Mathieson: Scanmet III, Vol. 2, Lulea, Sweden, (2008), 135.
  • 4) M. W. Chapman, B. J. Monaghan, S. A. Nightingale, R. J. Nightingale and J. G. Mathieson: Scanmet III, Vol. 2, Lulea, Sweden, (2008), 245.
  • 5) R Kiessling and N Lange: Non Metallic Inclusions in Steel, Vol. 2, The Metals Society, London, (1978), 36.
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