抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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桂離宮庭園を対象に,景観変化に影響が大きい植物管理について,通常の管理作業と復旧等の作業はどのような考えで行われ,その結果が庭園の樹林景観にどう反映したかを検証し,近代以降の庭園景観の変化の原因を検証した。桂離宮庭園における維持管理の方針が,明治から大正,昭和初期にかけて樹木の生長などの内的な要因による樹林景観の変化について,大きな変化がないように見える理由の一つであることが分かった。都市化による影響が外的要因とされているが,更に台風などの自然災害も外的要因である。室戸台風被害の前後で庭園全体の樹林景観は大きく変わっており,内的な要因よりも台風などによる要因の方が大きいことが分かった。