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J-GLOBAL ID:201002236017911887   整理番号:10A0454900

B型肝炎ウイルスカプシド(HBcAg)と二量体カプシド関連蛋白質(HBeAg)の高度抗原交差反応性の分子基礎:e抗原の未知な特性の洞察

Molecular Basis for the High Degree of Antigenic Cross-Reactivity between Hepatitis B Virus Capsids (HBcAg) and Dimeric Capsid-Related Protein (HBeAg): Insights into the Enigmatic Nature of the e-Antigen
著者 (8件):
資料名:
巻: 398  号:ページ: 530-541  発行年: 2010年05月14日 
JST資料番号: D0124B  ISSN: 0022-2836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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B型肝炎ウイルスコア遺伝子はマルチメガダルトンカプシドとして集合して二量体を形成する21kDa蛋白質と二量体は形成するが集合しない17kDa蛋白質の2種類の密接に関連した坑原をコードしている。両蛋白質はコア抗原(HBcAg)及びe抗原で,149残基の配列を共有しているが,N末端及びC末端は異なる。両蛋白質の構造的及び血清学的関連は長い間不明であった。カプシドの免疫複合体の最近の構造研究で得た洞察により,抗原の組換型及びコア抗原とe抗原を識別すると考えられているモノクローナル抗体(mAb)を使用して両者の関連を再評価した。以前の研究で使用した誤差が大きく低感度のプレート型分析とは異なる表面プラズモン共鳴(SPR)を使用して親和性を測定した。6種類のmAbの内の4種類はコア抗原とe抗原を識別せず,e抗原と解離したコア抗原カプシドの二量体も識別しなかった。1種類のmAb(3120)は集合したカプシドに特異的で,他の1種類(e6)は非集合二量体に特異的であった。e抗原を1つのmAbで捕捉し,第二mAbで測定するサンドイッチSPR分析を使用してe抗原のエピトープ結合価も調べた。e抗原はα又はβエピトープに対して特異的な抗体対に一価反応性であり(e抗原特異性の前の分類),単量体蛋白質と考えられている。組換e抗原は安定二量体で,見かけの一価性は立体遮断に起因するので,このモデルは不正確であった。これは2:1Fab e6-e抗原複合体の形成により立証された。構造研究のための純正e抗原の新しい分離法,e抗原の生物学的分析及び免疫複合体複合体としての安定化法を示唆した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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ウイルスの生化学  ,  抗原・抗体・補体一般 

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