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J-GLOBAL ID:201002236031939697   整理番号:10A0779002

二重ホウ化物被覆層の微細構造及び摩耗性質の評価

Evaluation of microstructures and wear properties of duplex boride coatings
著者 (2件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 41-46  発行年: 2010年01月 
JST資料番号: C0304C  ISSN: 0267-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ホウクロム化処理,ホウチタン化処理,ホウバナジウム化処理などのような二重ホウ化処理で形成した表面層のミクロ組織及び微小硬さを調べた。被覆鋼の摩耗挙動も検討し,未被覆基板と比較した。被覆試料の二重層は,FeB,Fe2B,CrB,Ni3B相で構成していた。更に,ホウチタン化処理とホウバナジウム化処理の試験片は,各々TiB2とVBを含んだ。AISI 316Lステンレス鋼の二重ホウ化コーティングを施すと,未被覆基板と比較して,表面粗さ,耐摩耗性,摩擦係数が上昇した。ホウクロム化処理試料は,被覆試験片の中でも硬度が最高で,粗度が最少で,耐摩耗性が最良で,摩擦係数が最少だった。ホウチタン化処理試験片は,75Nの荷重摩耗試験でホウクロム化処理試験片と耐摩耗性がほぼ同じである一方,その耐性は極めて乏しくなり,115Nの荷重摩耗試験中基板と同等だった。ホウバナジウム化処理試験片は,多孔性があり,通常他のコーティングと比較して耐摩耗性が乏しい。未被覆ステンレス鋼における摩耗の主な機構は,塑性変形とプラウである。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
表面硬化熱処理  ,  変態組織,加工組織  ,  機械的性質 

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