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J-GLOBAL ID:201002236035488126   整理番号:10A0309232

昆虫組換カテプシンB様対抗-防御蛋白質の非規定Asn-X-Cys配列でのN-グリコシル化

N-glycosylation at non-canonical Asn-X-Cys sequence of an insect recombinant cathepsin B-like counter-defense protein
著者 (10件):
資料名:
巻: 156  号:ページ: 40-47  発行年: 2010年05月 
JST資料番号: A0956B  ISSN: 1096-4959  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ササゲマメゾウムシカテプシンB様システインプロテアーゼCmCatBは,餌投与プロテアーゼ阻害剤への昆虫の対応を促進する。Pichia pastoris系を用いた組換CmCatBの発現により,不均一にグリコシル化され,SDS-PAGE上で≧50kDaの塗布標本として移動する酵素活性蛋白質を生産した。ペプチド:N-グリコシダーゼFを用いた処理により,N-グリコシル化は優勢であることを示した。CmCatBは3つのN-グリコシル化Asn-X-Ser/Thr共通配列を含んだ。部位特異的変異誘発を介した3つの全Asn残基のGlnとの同時置換により,完全な非グリコシル化蛋白質を生じず,付加的な非定型グリコシル化部位の存在を示唆した。次いで,CmCatBの2つのAsn-X-Cys部位(Asn100及びAsn236)での潜在的N-グリコシル化を研究した。規定部位(m1m2,Asn97→Gln及びAsn207→Gln)での二重変異の背景によるAsn100-X-CysでのAsnのGlnへの置換は,ゲル上において1つの異なるバンド,すなわちm1m2c1(Asn97→Gln,Asn207→Gln及びAsn100→Gln)をもたらした。しかしながら,もう1つの3元変異体蛋白質m1m2c2(Asn97→Gln,Asn207→Gln及びAsn236→Gln)及び4元変異体蛋白質m1m2c1c2は,Pichia細胞において発現しなかった。したがって,Asn236は蛋白質発現におそらく必要であるが,Asn100は非規定グリコシル化をもたらすように見えた。特にAsn100での炭水化物分子の除去は蛋白質分解活性をかなり高進したが,蛋白質安定性を障害した。したがって,グリコシル化はCmCatBの生化学的性質に顕著に影響した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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酵素一般  ,  動物の生化学 

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