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J-GLOBAL ID：201002236065316249   整理番号：10A1606246

栃木県におけるニラえそ条斑病(IYSV)の発生生態と防除

著者 (2件)： 福田充 (栃木県農試) ,  森島正二 (栃木県農試)
資料名： 植物防疫  (Plant Protection)
巻： 64  号： 12  ページ： 818-821,779(2)  発行年： 2010年12月01日 
JST資料番号： G0617A  ISSN： 0037-4091  CODEN： SHBOA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 栃木県のニラ栽培で,葉身に小型の退緑斑を生じた後に壊そ斑ないし壊そ条斑を呈する病害が発生し,病原体を同定した結果,Iris yellow spot virus(IYSV)による新病害と判明した。その生態,媒介虫であるネギアザミウマに防除について報告する。本ウイルスはネギ,タマネギで発生し,県内に広く分布していた。ニラに全身感染するが,刈取り後の新葉に病徴は出ない。ネギアザミウマの防除にはスピノサド水和剤などの効果が高く,物理的防除では近紫外線除去フィルム+防虫ネットの効果が優れていた。高温処理(蒸しこみ)の反復も有効であった。

シソーラス用語： *ニラ ,  *植物病害 ,  発生生態 ,  病害防除 ,  *トスポウイルス ,  *アザミウマ類 ,  病原媒介動物 ,  *害虫防除 ,  *ネギ ,  *タマネギ ,  防除 ,  プラスチックフィルム ,  膜 ,  網 ,  栃木県
準シソーラス用語： *Iris yellow spot virus ,  *えそ条斑病 ,  *ネギアザミウマ ,  近紫外線除去フィルム ,  物理的防除 ,  防虫ネット

分類 (3件)： 野菜  (FC03043X) ,  ウイルスによる植物病害  (FC04054G) ,  昆虫・ダニによる植物被害  (FC04072U)

物質索引 (1件)： スピノサド

引用文献 (9件)：

• 千脇健二ら (1994): 植物防疫48: 521~523.
• 福田 充ら (2007a): 日植病報73: 311~313.
• --ら (2007b): 関東病虫研報54: 43~46.
• --ら (2009): 同上56: 13~16。
• --ら (2010): 同上 (印刷中).

タイトルに関連する用語 (6件)： 栃木 ,  ニラ ,  斑 ,  IYSV ,  発生生態 ,  防除