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J-GLOBAL ID:201002236107822506   整理番号:10A1070502

簡易構造の多重効用海水濃縮器の開発-5段効用濃縮器の製作と性能-

Development of Multiple-Effect Seawater Concentrator of Simple Construction-Construction and Performance of a Quintuple-Effect Concentrator-
著者 (4件):
資料名:
巻: 64  号:ページ: 284-290  発行年: 2010年10月01日 
JST資料番号: F0235A  ISSN: 0369-4550  CODEN: NKAGBU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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傾斜型下方加熱方式の5段効用濃縮器を製作し,性能試験を行った。濃縮器の片面は1m×2mの面積が100°Cの熱源により加熱され,他方の面は蒸発を伴う自然対流により冷却される。性能試験の結果を既報の数値シミュレーション結果と比較検討するとともに部材の腐食対策を行った。各々の蒸留段において,海水蒸発シートと凝縮水シートの間に厚さ5mmの網状のスペーサーを挟む構造にすることにより,濃縮海水と凝縮水は混合することなく海水蒸発シート下端から別々に回収された。尚,スペーサーの遮蔽率は40%であった。蒸発量は,温度が高い初段が最も多く,温度が徐々に低くなる後方の段ほど少なくなる。全ての段の総蒸発量は,15.4kg/hであった。総蒸発量の増大には,スペーサーの遮蔽率を小さくすることと,濃縮器の最終段の冷却面の熱伝達率を増大することが効果的であると,数値シミュレーション結果との対比から示唆された。仕切り板である亜鉛めっき鋼板にシリコーン皮膜を形成することにより,大きな防食効果があることを確認した。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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蒸留,蒸発  ,  塩素とその化合物 
引用文献 (16件):
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