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J-GLOBAL ID：201002236209532383   整理番号：10A0864786

建築設計者に知ってほしい建築設備計画配慮事項 3)建築設備計画配慮事項 平面計画と設備 25)マンションにおける音環境性能と供用設備

著者 (1件)： 井上勝夫 (日本大 理工)
資料名： 建築技術
号： 728  ページ： 134-135  発行年： 2010年09月01日 
JST資料番号： F0142A  ISSN： 0022-9911  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 住宅の居室における音環境性能は,近年,特に重視される空間性能と位置づけられ,マンション購入予定者が考慮する要因として第一位に挙げられている。当稿では,マンションの住戸間の遮音性能に影響を及ぼす固体音による迂回路伝播の影響,供用設備系として給水ポンプ稼動時の固体音による影響,電気室からの固体音の影響を例に挙げた。住戸間の遮音性能は,界壁と外壁との取合い部での柱の有無,界壁の下部での梁の有無が遮音性能を大きく左右し,これらの柱・梁が存在しない場合には,振動迂回の影響に留意した床仕上げ構造の設計が望まれる。電機室に設置されたトランスからの発生振動には,トランス下への防振ゴムパッド挿入の他にも,ケーブルラックへの防振処置を考慮する必要がある。給水系ポンプ発生振動は防振技術で制御することが不可欠であるが,できる限り平面計画および構造計画上で住戸から分離する設計とすべきである。

シソーラス用語： 建築設計 ,  技術者 ,  *設備計画 ,  平面計画 ,  建築設備 ,  *集合住宅 ,  *音環境 ,  共同利用 ,  機関室 ,  遮音 ,  *騒音抑制 ,  隔壁 ,  音響 ,  建築構造 ,  地下室 ,  音圧レベル ,  帯域幅
準シソーラス用語： 固体音

分類 (2件)： 建物内の給排水・衛生設備  (RB06020G) ,  住宅建築,農村建築,城  (RB05040V)

タイトルに関連する用語 (9件)： 建築 ,  設計 ,  建築設備計画 ,  配慮 ,  平面計画 ,  設備 ,  マンション ,  音環境 ,  供用