文献
J-GLOBAL ID:201002236218060320   整理番号:10A0604747

液化CCA処理木材スラッジ中の重金属の除去および分配への液化の時間および温度の影響

Effects of liquefaction time and temperature on heavy metal removal and distribution in liquefied CCA-treated wood sludge
著者 (1件):
資料名:
巻: 80  号:ページ: 438-444  発行年: 2010年06月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
クロム酸・銅・ヒ酸(CCA)処理木材廃棄物のリサイクル方法として木材の液化の研究をした。液化CCA処理木材スラッジ中の重金属の除去および分配への液化の時間および温度の影響を調べた。反応時間に関係なく,(液化)温度が120°Cから180°Cまで上昇するのに従って,(CCA)残留物含有量は減少した。液化温度が120°Cと150°Cの条件で,反応時間の増長に従って,それは漸減した。しかし,液化温度が180°Cでは,反応時間を30分から60分に長くなるとそれは減って,次に反応時間を90分に長くすると,分解した木材成分の再縮合が原因で,増えた。液化温度の上昇に伴い,スラッジ試料中のヒ素,クロムおよび銅の総濃度は増加した一方,除去された金属の比率は下がった。木材の(CCA)残留物含有量の変化および異なる液化条件での重金属の挙動に,液化温度が関連している可能性がある。液化温度が高くなると,3種全ての重金属について交換性または酸性抽出性の画分は減った。同時に,被酸化性および被還元性の画分中ではCrとAsの両方が増えた。液化温度が120°Cから180°Cに上昇するのに従って,被酸化性画分のCr量が40%増えた。Cu分配の大きな変化は,液化時間の増長に伴う被還元性画分での増加であった。この研究の結果は,CCA処理木材廃棄物のリサイクル方法として液化を用いるときに,高い液化温度によって重金属の回収が抑制される傾向があることを示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
スラッジ処理・処分  ,  重金属とその化合物一般  ,  廃棄物処理 

前のページに戻る