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J-GLOBAL ID:201002236317272398   整理番号:10A0441090

NMR及びGPC技術による浸水した木材の特性化

Characterization of waterlogged wood by NMR and GPC techniques
著者 (5件):
資料名:
巻: 95  号:ページ: 345-352  発行年: 2010年07月 
JST資料番号: D0072A  ISSN: 0026-265X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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嫌気性浸食細菌は浸水した木材をゆっくりと分解でき,セルロースとヘミセルロースの損失を引き起こす。この過程中にリグニンも変化する。このため浸水した考古学的木材の化学的特性化は分解過程の説明と結合・保存法の開発に重要だった。木の複雑な構造が従来の分子性溶媒中のネイティブな型で木材を実際上溶解不可能にさせた。イオン性液体は木材基礎リグノセルロース性材料のための均一な反応媒を与えた。高度に置換したリグノセルロース性エステルはピリジン存在下での塩化アシル又はジオキサホスホランとイオン性液体に溶解した粉砕木材を反応させることによって緩和な条件で得られた。結果として官能基化木材が分子性溶媒中での溶解度を増強し,分光学的及びクロマトグラフィー技術によって完全な特性化をさせた。この研究では同じ分類(QuercusとArbutus unedo)の考古学的な木材と標準の無傷な木材を,対応する抽出リグニンに沿ってリンNMRスペクトル計測,2次元NMRスペクトル計測,GPC分析によって特性化した。紀元前2世紀から紀元後5世紀までの多くの難破船を発見したサンロッソーレ(San Rossore)(ピサ,イタリア)の古代船の場所から試料を採集した。結果はリグニン画分の限定分解に対してより深く,より早い多糖マトリクスの脱重合を強調した。イオン性液体[amim]Clのような革新的な溶媒系の使用がさらなる分解を避けた木材組成の化学的及び形態学的変化を強調できた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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木材化学  ,  有機化合物のNMR  ,  有機物質のクロマトグラフィー,電気泳動分析一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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